ラブジャパンブランド

ラブジャパンブランド

古くからの日本の伝統に新たな風を吹き込み
魅力あふれる空間をデザインする

　自然溢れる中軽井沢の地に佇む〈ラブジャパンブランド株式会社〉。日本で培われてきたさまざまな文化に新風を吹き込み、その魅力を発信することをコンセプトとしたカンパニーだ。

　代表の秋山えり氏は、軽井沢を拠点に活動する空間デザイナー。元々はグラフィックデザイナーとして、イベントなどのポスターやチラシなどをデザインしてきた。そして2012年、かねてより興味を持っていた日本の伝統工芸品を、後世に伝えていきたいという強い思いから同社を設立。以来、戦国武将の真田氏ゆかりといわれる真田紐や、着物地を使った商品を企画デザインし、国内外で注目を集めてきた。

　さまざまな形で日本文化をアレンジして世に発信する同社が特に注力しているのが、「苔や和紙を用いたアートによる空間コーディネート」だ。屋内やホテルロビー、店舗など、あらゆる空間を彩るポイントとして、苔や和紙を使ったアートを提案する。苔については、流木やシダ、ユキノシタなどさまざまな植物を組み合わせた苔テラリウムや、開発された屋内でも美しい色を保つ枯れない苔を使用した苔アート。華やかに飾り立てることのない、苔ならではの落ち着きのある美しさやみずみずしさを見事に活かした作品の数々は、どんな空間においても静かな存在感を放ち、人々を魅了する。和紙のコーディネートでは、薄く丈夫で耐久性のある性質と豊富な色柄を活かしたアート作品を数多く生み出し、さまざまな空間のアクセントに。和紙ならではの深みある風合いや質感が見事に表現され、一目見ると引き込まれそうになる魅力が印象的だ。

　古くより日本の人々の暮らしに溶け込み、なじみ深い存在の苔と和紙。それらに新たな風を吹き込み、現代の生活に新鮮な感動や癒しを与える〈ラブジャパンブランド株式会社〉。今後も「当たり前に存在する日本文化」に新たな価値を見出してくれるに違いない。同社では苔ワークショップなどを随時開催中だ。ご興味のある方はぜひ同社ホームページでご確認を。

店舗情報