三日月堂 花仙
一級和菓子職人が手掛ける鎌倉銘菓で
心和むひと時を
〈三日月堂 花仙〉の「鎌倉どら焼き」を、鎌倉散策の愉しみに数える人は数知れず。手ごねで丁寧に生地を練り、特注の銅板で一枚一枚大切に焼き上げる皮は、こんがりふっくら美しいキツネ色。みっしりと詰まった餡は、小豆から煮て上質なザラメだけで煉ることで、さっぱりとした甘さに仕上げることが身上だ。皮と餡の絶妙なハーモニーは、さすが3代続く老舗ならではのもの。
初代上原半十郎氏がカステラ専門店として、東京池袋に看板を掲げたのは昭和4年のこと。平成4年にはここ鎌倉に移転オープンし、「鎌倉どらやき」は平成13年に神奈川県銘菓指定を受けるほどの人気となった。現在は3代目がその味を守り、2024年6月には創業96年を迎える。どら焼きの他にも2枚看板とも言える人気の味、“鎌倉”が万葉集で詠われ、その万葉仮名から名前をとった、もなか「可麻久良(かまくら)」をはじめ、季節の上生菓子、羊羹や栗饅頭等、目にも美しい和菓子の数々が店先を彩るが、どれも一度は味わっていただきたい粒ぞろいである。
鎌倉を本店に、関東一円に店舗を展開する同店。風雅な本店には甘味喫茶を併設し、地元の人たちや一年を通じて訪れる観光客の方々へ、鎌倉らしい上質な時間と味わいを提供している。お抹茶と上生菓子のセットや、夏は涼やかなかき氷、冬には温かいぜんざいやしることいった甘味をお伴に、寛ぎと語らいの時間を過ごされてはいかがだろう。遠方からのお客様をお連れしても、きっとお喜びいただけるに違いない。
店舗情報
三日月堂 花仙
住所 | 神奈川県鎌倉市山ノ内133-11 |
電話番号 | 0467-22-8580 |
営業時間 | 9:00〜16:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | http://www.casen.co.jp |
※商品価格は全て税込価格になります