仙台伊澤家勝山酒造株式会社

更新日：2024年2月21日

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150本限定の「勝山三十年間氷熟貯蔵酒」。品評会用の出品酒をマイナス5度で氷温熟成させた古酒で、30年間熟成したとは思えない透明感を帯びている。ナッツや黒糖を思わせる香りに程よい酸味や苦味が感じられ、甘味・酸味・旨味などの日本酒を構成するバランスの良さと、熟成特有の深い味わいをお楽しみいただける。仙台箪笥に施した最高峰の漆黒の漆塗りに煌びやかな24Kメッキを施した彫金は、美術的要素もありながら高い実用性と芸術性を備え、ボトルには龍のなかでも最も位の高い皇帝龍があしらわれている。シリアルナンバー付き　720ml. 440,000円

　〈仙台伊澤家勝山酒造株式会社〉は、創業330年を超える、仙台で現存する唯一の伊達家御用蔵だ。

　東北で初めて酒母の速醸実験を行ったのが同蔵で、宮城県から東京へ出荷し販売された最初の日本酒に。戦後期には、南部杜氏の名を世に広めた立役者としてもその名を知られる名杜氏・照井円五郎氏が醸す酒が、全国清酒鑑評会において全国一位に。昭和40年代には、西洋化する日本人の新しい食の形の中での日本酒の酒質と味のあり方について研究を始め「献勝山」を発売。昭和時代のヒット商品となる。宮城県下の酒蔵の技術向上のためにも尽力し、昭和50年代から平成17年までに、全国清酒鑑評会にて計14回の金賞の受賞を果たした。2005年に泉ヶ岳の麓に蔵を新築移転しその後も名実共に現代の仙台を代表する蔵として、仙台伊達家御用蔵の名に恥じない純米系高級酒のみを醸している。

　仕込み水は、地元の泉ケ岳から湧き出る軟水を深井戸より汲み上げて使用。三季醸造の1週間に仕込みタンク1本という手間ひまかけた贅沢な特別純米酒以上の高級酒のみを醸す専用の蔵を設計し、日本に数台の「遠心分離器」を導入。独自のチューンナップを施し、「週仕込み」に対応するよう約2年の月日をかけテストと改良を重ねた「DIAMOND AKATSUKI」と「暁」というふくよかで透明感のある美しい酒質を持ったフラッグシップが誕生した。その後も続々と人気銘柄が誕生し、数々の賞を受賞。2015・2016年にはSAKE COMPETITIONにて「献」が2年連続全国1位に輝いたことは記憶に新しく、同年、第17回宮城県清酒鑑評会にて消費者が最も美味しいお酒として選ぶサポーターズ・セレクションにおいて「縁」「戦勝政宗」が金賞受賞。さらに、2019年には世界最大規模・最高権威に評価されるIWC SAKE部門にて「勝山純米吟醸献」が全9つのカテゴリーから最高賞として1500銘柄の中の1位として「チャンピオン・サケ」に選ばれる栄光に輝いている。

　目指すのは米の旨みを生かしつつ、なめらかで透明感のある味わい—。「伊達ノ殿様酒」をコンセプトに醸される極上酒を、お食事や寛ぎのひと時のお共にいかがだろう。

兵庫県みらい産最上格付の山田錦米を35％まで美しく削り出し、丁寧に醸した醪から遠心分離機を使い米の旨味のエッセンスを低温抽出したフラッグシップ酒「勝山純米大吟醸遠心抽出暁」。12,650円

SAKE COMPETITION 2年連続1位、IWCでチャンピオンサケに選ばれた看板商品「勝山純米吟醸純美旨口献」。酒米の王様とも呼ばれる山田錦を丁寧に醸した上品な香りとお米の旨味がきれいに調和した、味わい豊かな食中酒。素材を大切にした料理や魚介類と好相性。720ml.2,915円

貴腐ワインの様な高貴な甘さの「勝山 SWEET RICH BODY 元」8,580円

日本にわずか数台しかない遠心分離機。勝山の酒に合わせて緻密にチューニングされている。

住所	宮城県仙台市泉区福岡字二又25-1
営業時間	9:00〜17:00
定休日	土曜日、日曜日
ホームページ	https://www.katsu-yama.com/

仙台伊澤家勝山酒造株式会社