佐藤養助商店

佐藤養助商店

165年にわたって一子相伝
門外不出、手作りにこだわる稲庭うどん

　〈佐藤養助商店〉の創業は江戸末期の万延元年。屋号は宗家・稲庭（佐藤）吉左エ門が確立した門外不出の製法を伝授された佐藤養助の名に因み、その味・心・技を一子相伝にて守り抜き、手作りにこだわる稲庭うどんの名店である。

　稲庭（佐藤）吉左エ門が試行錯誤を重ねて生み出した稲庭うどんは日本三大うどんの一つに数えられ、同店の稲庭うどんは秋田藩佐竹候の御用処として、参勤交代の際には江戸へと献上されていた貴重な品だった。また、明治には宮内省お買い上げの榮を賜り、数多くの賞を受賞する等、全国にその名を知られる秋田県の特産品として揺るぎない地位を確立していることは言うまでもない。

　同店では2008年竣工の「佐藤養助 総本店」をはじめ、本場の稲庭うどんを味わえる店舗を県内に複数展開しているが、一度は訪れていただきたいのが、平成30年にオープンの「天ぷら正心庵」。“お料理を一番おいしい状態で召し上がっていただきたい”をコンセプトにする店内は、木の温もりを感じる上品な空間にカウンタ8席のみという贅沢なもの。天ぷらは、季節の食材を料理人がお客様の目の前で一品一品丁寧に、揚げたてをご提供。稲庭うどんも、一子相伝の技を継承する八代目佐藤養助監修による厳選したうどんを使用し、茹でたての最高に美味しい状態でご賞味いただける。揚げたて、茹でたての料理を最高の状態で楽しむ新しいうどんのおもてなしは、県外からのお客様をご案内しても、お喜びいただけること請け合いだ。

　お取り寄せは、用途に合わせてご家庭用から美しい化粧箱入りの贈答用まで幅広い商品が揃っているが、中でも、八代目が現代の名工である七代目より継承した技を注ぎ込んだ稲庭うどん「伝承八代目」は、一つひとつにシリアルナンバーが振られ、生産量も極めて少ない貴重なもの。口の肥えた方、大切な方への贈答品として自信を持ってお贈りいただけるまさに逸品である。

　165年にわたって守り続けられてきた門外不出の本物の稲庭うどんの味わいを、是非ともご自身の舌で味わっていただきたい。

店舗情報

佐藤養助総本店

※商品価格は全て税込価格になります