日本の四季を目と舌で愉しむ料理と、記憶に残るおもてなし。大切な方を伴ってとっておきの日に訪れたくなる〈大門町 ちろり〉。屋号は酒の燗に用いる酒器—ちろりから。毎日を忙しく生きる大人の方に、時を忘れてお酒とお料理を愉しんで頂ける安らぎの空問を提供したい。心をこめてゆっくりとじっくりと温めるお燗のようなおもてなしで、ゆとりと癒し、そして安らぎを感じていただきたい、との想いからこの名がついた。
お客様をお迎えするのは、昼夜賑わう大宮駅東口からほど近いひっそりとした路地裏の一軒屋。個室も備えた店内は上品な和の設えでまとめられ、駅至近とは思えない静かな空間が、日々の忙しさを忘れさせてくれる。ご夫婦や大切な方とのプライベートなお食事はもちろん、接待をはじめ、両家顔合わせ、長寿のお祝い、さらには誕生日や記念日等に予約を取るお客様も数多い。店主と親交のある作家の手による唐津焼の器や江戸切子の酒器といったこだわりの器や酒器も特別なひと時により一層の華やぎを添えてくれる。
統括総料理長を兼務する店主・木村裕一氏が2018年秋に代表取締役に就任し、事業を引き継いで6年になる。和にとらわれず奇想天外な発想で時代に合った作品を生み出していく腕前と感性に惚れ込む食通は増え続け、店主の包丁さばきを間近に見ることができるカウンター席は、まさに至福のシェフズテーブル。大宮市場と浜から直送の魚介は、まるで海辺の街にいるような新鮮さ。天然のノドグロやクエといった高級魚を“海なし県”の埼玉に居ながらにして堪能できると評判で、肉は山形県米沢から直送されるA5ランクの米沢牛、米は新潟県胎内市から直送の特別栽培米コシヒカリ、会席の最後に供される甘味は姉妹店「Pâtisserie CHIRORI」のオリジナルで、和の要素を取り入れたケーキや焼き菓子の美味しさも評判だ。
こだわりの料理と記憶に残るおもてなし。大切な日に大切な方と行きたい、大人の隠れ家である。
