天ぷら小泉たかの

天ぷら小泉たかの

富山の食材を採れたて揚げたてで。
薄衣をまとった関西仕立ての天ぷらコース

　黄金色にたゆたう極上の紅花油に、海の幸山の幸を浮かべる軽やかな音、香ばしい匂いに食欲はもう全開だ。やがて、サックリと軽やかな薄衣をまとった一品が、今まさに目の前に。食すれば、口の中に瑞々しい季節の旬が広がる。

　天ぷら専門店〈天ぷら 小泉たかの〉は、富山湾の魚介や県産の野菜や山菜を中心に、近県の新鮮な食材を駆使したレベルの高い天ぷらが味わえると評判の店。

　店主・高野智朗氏は食い倒れの街大阪出身。関西の食通からも一目置かれる天ぷらの名店「一宝本店」にて16年の修行を重ねた後2013年に自店を構えた。屋号の小泉は、金沢で独立し高野氏の背中を押してくれた兄弟子の苗字から。人とのご縁も大切にする店主の気質がうかがえるエピソードではないか。

　〈たかの〉ではご昼食・ご夕食ともに、先付け・サラダ・ご飯・赤出汁・香の物・デザート付きのコースでのご用意となる。一番美味しく揚がるように丁寧かつ的確な下ごしらえが施され、万事整えられた素材は、揚げる前にまずゲストの前に提示される。一つひとつの素材の話を聞かせてくれるのも〈たかの〉流のおもてなしだ。素材の良さは言うまでもなく、かき揚げを使った天丼・天茶・天ばらからお選びいただく〆のご飯は、富山の米を釜でふっくら炊いてさらに美味しく。

　天ぷらをより一層引き立てる日本酒やワインも目利きのものが揃っているので、是非お試しを。食べる速度や呑むペースに気を付けながら、最高のタイミングで供される揚げたて天ぷらに会話も弾む。

　採れたて、そして揚げたてという贅沢を五感で愉しむひと時を、あなたも是非に。

店舗情報

天ぷら小泉たかの

※平均予算は税込み金額の目安です