太武朗工房
江戸とヨーロッパ。2つの世界が
美しく溶けあうハンドメイドガラス
〈太武朗工房〉の「タブロー」とは、「絵画」という意味を持つ。その名の通り、人の心を捉える絵画のような製品を作るガラス工房である。大切にしているのは“日常を少しだけ豊かに演出するハンドメイドガラス”。ガラスは、食卓や部屋を華やかに飾り、その空間と時間をいつもより豊かにすること。それが暮らしに寄りそう“器の役割”と考え、ガラスの色合いや彫刻デザインを見て、思いを馳せる時間をも彩ってくれるような製品を作り続けている工房である。
同工房には3つの代表的な製品がある。まずは日本の伝統工芸品の一つ「江戸切子」。明治時代にヨーロッパから伝わったとされるカットガラスの技法により、熟練した職人が一本一本の線を手作業で切り込んでゆく。その繊細で均整の取れたカッティングは全てオリジナルのデザインということだ。
「彫刻硝子」は、アールヌーボー期にヨーロッパで流行した巨匠「エミール・ガレ」が使用した技術を発展させたもの。ガラスに二層、三層と色を重ね(被せガラス)、サンドブラストを使い、曇り加工と艶彫り加工を施しながら絵柄を表現してゆく。「彫刻硝子」は、ガレの幻想的な表現方法に同社の技を融合したオリジナルの製品となる。
そして、江戸時代より続く伝統技術で作る「江戸硝子」は、江戸期から愛されている小紋柄や浮世絵をモチーフにした製品の他に、サンドブラストや江戸切子の技術を取り入れた独創性の高い製品を生み出している。
5,000年ほど前に生まれ、メソポタミア時代(紀元前300年頃)にはすでに多種多様な技法が発明されていたガラス。その輝きに魅せられ、より美しい表現を求めて工夫を凝らす職人の想いは、今も変わらない。
〈太武朗工房〉は、江戸とヨーロッパが持つ技術や感性を融合し、さらに新しい技術を取り入れながらもハンドメイドにこだわり、ガラスの持つ美しさを表現し続ける。
日常を豊かにするアイテムとして〈太武朗工房〉のガラスを。そして、長くご愛用いただきたい。
店舗情報
太武朗工房
住所 | 東京都江戸川区平井3-16-6 |
電話番号 | 03-3636-7706 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日、祝日 年末年始、夏季休業有 |
ホームページ | https://taburo.co.jp |
※商品価格は全て税込み価格になります