富美菊酒造株式会社

富美菊酒造株式会社ふみぎくしゅぞう

国内外のコンペティションで高評価を得る
日本有数の「四季醸造蔵」が生み出す珠玉の酒

　創業1916（大正5）年。富山の地で100年以上にわたり酒造りを行う〈富美菊酒造〉は、富山の名水・常願寺川水系の伏流水を仕込み水に富山県産の酒米を使用し、手間暇を惜しまない高品質な日本酒を手掛けてきた。現在は、古くからの屋号をもとに名付けた代表銘柄「羽根屋」を軸に、これまでの伝統的な造りを守りながらも時代に合った思考の日本酒を目指して革新的な挑戦を続けている。

　「すべての酒を大吟醸と同じように造る」これは4代目蔵元の羽根敬喜が杜氏に就任してから教え伝えられている、酒造りの流儀だ。ここには、同蔵の酒を作り上げた風土、こだわり抜かれた酒米を提供する農家、そのすべての期待に応えるための信念も込められている。造り手は、ザルに小分けした原料米を念入りに洗い、秒刻みで米の吸水具合を調整する。数時間にわたり30度を超える部屋にこもり、手触り、気温、湿度を肌で感じながら米麹を仕上げていく。床や壁の汚れを丹念に掃除することも、大吟醸と同様の造りには欠かせない大切な仕事。こうした地道な工程を重ねることで、渾身の一滴が誕生する。作り手の情熱とひたむきな思いが込められたその味わいは「羽根屋」という名の如く、翼が飛翔するように飲む人の心を浮き立たせてくれるに違いない。羽根屋の魅力は海外からも多大な注目を集め、イギリスで開催される世界最大規模のコンクール「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」のSAKE部門で4年連続ゴールドメダルを受賞。ゴールドメダルの中から特に優れた酒に与えられるトロフィー賞も4年連続で受賞した。また、フランスのトップソムリエが審査を行う日本酒品評会「クラマスター」では、最高賞のプラチナ賞を7連続受賞。

　 同酒蔵の日本酒は、手間を惜しまずじっくりと造られているがゆえに少数限定品だが、一年間を通して高品質な商品をお届けすべく、四季醸造を行っている。こだわりが故の渾身の一滴を是非に。

店舗情報

富美菊酒造株式会社

※価格は全て税込み価格です