御福餅本家
素材にこだわり、江戸時代より愛されるまごころの味。
伊勢のやさしいお福わけ
二見浦の美しい景観臨む場所に、国の名勝地区の景観ふさわしい伝統的な建築様式を取り入れた建物が目をひく。2024年3月末に本社と甘味処を新たにオープンした、〈御福餅本家〉。
創業は285有余年を遡る元文3(1738)年。創業初代の小橋長右衛門がお伊勢参りで二見浦に禊を行うのために訪れた旅人に餡餅を振る舞ったことが始まり。厳選した素材にこだわり、職人がひとつひとつくりあげる伝統のおいしさ。
餡の原料となる小豆は北海道産の「きたろまん」。口当たりの良いなめらかなこし餡に仕上げるために、皮は丁寧に取り除く。
また同じく北海道産「はくちょうもち」のみを使ったお餅は、季節や天候で水加減、火加減、炊き加減などを日々細かく調整し、もっちりした柔らかさの中にもハリのある歯切れのよい食感を楽しませてくれる。
二見浦に打ち寄せる波を表現した名物の「お福餅」は“あんつけ”と呼ばれる職人が一つずつ丁寧に仕上げてゆく“手詰め”を守り通しているのも同店のこだわりだ。
生菓子でありながらも、保存剤や防カビ剤を使わずに脱酸素剤を使用した包装で「お福餅」は製造日から7日間、「包み餅」は5日間、日持ちするので手土産や贈答品としても安心だ。遠方の方はオンラインショップからぜひお取り寄せを。
〈御福餅本家〉は、JR参宮橋線二見浦駅から徒歩13分ほど。海岸へと至る夫婦岩参道沿いの、国指定重要文化財「賓日館(ひんじつかん)」の隣。店舗では、お福餅などが並ぶ店内の奥に甘味処を併設。抹茶付きでおすすめ3種盛りやお福餅をはじめ、通年で食べられる天然氷のかき氷や店舗限定スイーツが楽しめる。伊勢志摩観光やお伊勢参りの際には、是非お立ち寄りいただきたい。
店舗情報
御福餅本家
住所 | 三重県伊勢市二見町茶屋568-1 |
電話番号 | 0596-43-3500 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年中無休 |
ホームページ | https://ofukumochi.com |
※商品価格は税込み価格です