指宿温泉こらんの湯 錦江楼

指宿温泉こらんの湯 錦江楼

目の前に広がる錦江湾と鹿児島の自然と文化を味わい、
指宿随一の美肌湯に浸りながらゆったり過ごせるホテル

　鹿児島県の南、篤姫ゆかりの地でもある指宿は、今から300年以上も前から湯治場や別荘地として地元の名士をはじめ日本各地の偉人に愛されてきた由緒ある観光地。昔ながらの懐かしさと新たな観光施設が調和し、国内外から多くの観光客が訪れる。特にここ指宿にしかない「砂蒸し風呂」を目当てに訪れる方も多くいる。

　ご紹介する〈指宿温泉こらんの湯 錦江楼〉は、錦江湾（鹿児島湾）を望む海岸沿いに佇み、指宿温泉の自家源泉「こらんの湯」を愉しめるホテル。1988年に開業し、総客室数は32室。館内は時代に合わせて随時リニューアルしており、2024年3月に完成した本館3階の客室には、地元の和紙や畳、桜島溶岩の沓脱石（くぬぎいし）や歴史を感じさせる銅鑼（どら）などが設えられ、半露天風呂付きの客室も用意されている。全ての客室から時間と共に変わりゆく海や空、遠くに桜島を眺めながらのんびり寛いで過ごすことができる。

　源泉かけ流しの「こらんの湯」は、温泉水1㎏あたりの含有量が50㎎以上なら「美肌湯」とされるメタケイ酸を287・5㎎と豊富に含み、湯上がりの肌はしっとりツルツルになると評判の湯。大浴場、貸切露天風呂、一部の客室風呂にて入浴できるので、宿自慢の湯を存分に堪能いただきたい。

　夕食には、鹿児島名物黒豚をはじめ、錦江湾と地元指宿の旬の食材を使い、伝統の技法で旨みをしっかり引き出した創作会席料理を。朝食は、伊勢海老の味噌汁やお刺身、焼き魚、薩摩揚げなどが用意される和食膳を召し上がれる。

　周辺には、引き潮時に現れる砂州「ちりりんロード」で縁結びの島として知られる知林ヶ島（ちりんがしま）に歩いて渡ったり、独特の火山地形を間近で感じられる開聞岳や竹山、池田湖や鰻池、地熱発電所の蒸気の見学など観光名所も多く、鰻池の近くにある共同浴場では、湧き出す蒸気で食材を蒸して食べる「スメ」も体験できる。そんな自然の雄大さを感じられる指宿観光の際には、ぜひ〈指宿温泉こらんの湯 錦江楼〉にご予約を。

店舗情報

※JR宮ケ浜駅とホテルはシャトルバスによる送迎があります。ご利用の際は前日までに電話でご予約を。