有馬温泉 欽山
四季折々の懐石料理と歴史ある
有馬の名湯を愉しめる高級料亭旅館
関西の奥座敷として人気の有馬温泉は、全国からも多くの観光客が訪れる温泉地。その歴史も古く、今から約1400年ほど前には発見されていたという史実が残り、茶褐色のとろりとした「金泉」と、無色透明でさらりとした「銀泉」の2つの湯を愉しめる場所。また銀泉は場所により、炭酸を多く含む温泉とラドンを含む温泉の2種類が湧き出ている。
ご紹介する〈有馬温泉 欽山〉は、1929年(昭和4年)に高級料亭旅館として創業し、客室や建物の増改築を行いながら歴史を紡いできた。世界がコロナ渦となった2020年以降には、料亭「花海棠」の完全個室化への改装を皮切りに、客室の大規模なリニューアルを実施。40室あった客室を31室に縮小し、これまで以上の高級感と広さを確保しながら、安心して滞在していただけるよう、高機能で最新の感染症対策設備を導入。その上で更に定期的な休館日を儲け、全館清掃を行うという徹底ぶりだ。
宿は西館と東館で構成され、西館7階にある貴賓室「吉兆」は、同宿最大となる200平米の広さを誇り、銀泉の湯が引かれた月見台(テラス)付きの露天風呂や、大型テレビに高性能オーディオシステムを備えるなど、非常に贅沢な仕様。また、東館にある12の新しい客室も全室に半露天風呂が付いており、銀泉の湯を存分に愉しみながらのんびり滞在できる。
宿泊の際には食事も愉しみの一つ。高級料亭旅館として歩んできた同宿の食事は、夕食も朝食も部屋出しとなっており、仲居が一品一品客室まで運んできてくれる。厳選した黒毛和牛や瀬戸内の魚介など、新鮮な季節の食材を使って丁寧に美しく仕上げられた料理の数々をお部屋でゆっくり召し上がっていただける。
「洗練された時空間」をテーマに、時代と共に変化しながらも、古来から続く宿泊文化と伝統的な日本旅館の形態を今に伝える〈有馬温泉 欽山〉。ここは、四季折々の懐石料理と歴史ある有馬の名湯を愉しめる高級料亭旅館である。
店舗情報
有馬温泉 欽山
住所 | 兵庫県神戸市北区有馬町1302-4 |
電話番号 | 078-904-0701 |
宿泊料金 | 2名様の場合、1名様 新基準客室 66,000円~ 一般客室 52,800円~ (1泊2食付き・税サ込、入湯税別) |
定休日 | 週2日休館(曜日不定) |
ホームページ | https://www.kinzan.co.jp |