株式会社お茶の紫香園
全国各地より厳選した希少茶葉でつくる鮮烈な旨みのお茶で
美味しさの追求は調合術の夢・希望・挑戦
〈紫香園〉の創業は終戦間もない昭和21年のこと。創業者である先代が、戦後の混乱期に多くの人々の心の拠り所としてお茶の存在がある事を実感し、新潟の地に、お茶の美味しい店を作るため本場静岡でお茶を学び帰ったことからその歴史の幕を開ける。79年を経た今も、初代から受け継がれた心の拠り所となれるような美味しいお茶の提供を心がけ、お茶づくりに励む名店である。
2代目茶師である専務の佐藤勝己氏は、先代の想いと共にそれまでの産地や品種に限らず「日本にはもっと美味しいお茶があるのでは無いか?もっと美味しいお茶も作れるのではないか?」と、茶の開発のため時間を見つけては全国の産地を尋ね歩き、お茶に真摯に取り組む茶業者の方々と交流を重ねてきた。
こうして辿り着いたのが、産地の中で消費されてしまうため、一般には出回らない類の品種の茶葉を中心に、それぞれの特性を生かしながらいくつかの品種と独自配合したオリジナルシリーズだ。中でも水色が青緑色で見た目も美しく、芳醇な旨味と茶葉の自然な甘味を感じることができる「越後路」は、渋さと苦みが少ない茶師としての佐藤氏の、まさに理想の味わいのオリジナルブレンド茶。発売以来、他のお茶に比べ高値ながらも人気を集め、お茶好きの方へ心を伝える贈り物にしても、きっとお喜び頂けるに違いない。
同園はお茶づくりへの拘りが実を結び、「日本茶アワード」等コンテストでも受賞しているが、さらに新しい試みとして、令和6年に、新潟県阿賀野市水原の本店の隣3階建て倉庫の1階に日本のお茶を楽しむ場所として茶房「茶々れ(さざれ)」を新設。また同年3月には新店舗として新潟駅中に出店を予定しているので近隣へお越しの際は、ぜひ訪れていただきたい。急須を持たない世代が増える中、豊かな時間の過ごし方、心の拠り所としてお茶を楽しむ時間の提案をできるようにと、新たに全国へと赴き選び抜いた品種のオリジナルブレンド茶、様々な日本のお茶の飲み比べ、美味しいお茶の淹れ方や茶器等の開発にも着手する。〈紫香園〉の取り組みに、これからも目が離せなくなりそうだ。
店舗情報
株式会社お茶の紫香園
住所 | 新潟県阿賀野市中央町1-11-17 |
電話番号 | 0250-62-2261 |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
定休日 | 無休(全7店舗) |
ホームページ | http://www.shikoen.co.jp |
※商品価格は全て税込価格になります