株式会社 アート・宙

株式会社 アート・宙

躯体から家具まで全て熊野の木を使用
大工の手仕事が活きるパッシブな家

たとえば素足で歩きたくなったり、深呼吸をしたくなったり－。100％熊野の無垢材を使う〈株式会社アート・宙〉をご紹介しよう。

　温暖多雨な気候と良質な森林土壌に恵まれて育った熊野の杉やヒノキは、構造材として柔軟かつ強靭、内装材としては汚れがつきにくく、ツヤが出るため、木の家の魅力である経年美化も存分に愉しめるという特性を持っている。この銘木の森を守り育て次世代へと繋ぐためには、森の木を適切に伐採し、植林を行う必要がある。熊野の森から伐り出された木で家を建てることは、山と森林を守り、地球環境を守る流れの一翼を担うことでもあるわけだ。

　住宅は、自然エネルギーを活用し、健やかな暮らしを叶えるパッシブデザイン住宅、高気密高断熱によって健やかな暮らしを叶える高性能住宅の大きく分けて2タイプ。設計の際には、部屋の数や間取り、大きさありきではなく、施主様に対して「どのように暮らしたいですか？」と質問を投げかける。17ページで構成される「家づくりノート」を書いていただくことで、施主様自身も気が付いていなかった夢や希望を掘り起こしながら、最適なプランを描いていくことも、同社ならではのスタイルだ。

　また、庭や外構・エクステリアも含め、統一したイメージ提案はもちろん、建物と同じ熊野の無垢材を使った造作家具を提案できることも魅力の一つ。建物も家具も、熊野の木の特性を熟知し、その良さを引き出す技量を持ち合わせた特別な職人が携わっているが、大切なマイホームを作り上げる大工は“一邸につき一人”を徹底。意思の疎通が確実で、信頼関係も築きやすいと施主様からも大変好評だ。

　アート・宙では、家を建てる上で必要な木材の部材すべてを自社製材・加工する地元の木材会社とパートナーシップを組むことで、良材を常に確保。「木材に触れる熊野体験バスツアー」を開催するなど、施主様自身の家に使う木の製材や加工の一連の流れを体験できるユニークな試みにも取り組んでいる。このほかにも完成見学会や相談会も随時開催されているので、ホームページをご確認のうえ、ご家族で参加なさってみてはいかがだろう。

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