梅園菓子舗
![2024gifu_umezono-kasiho4 最大のこだわりは、3日間かけて全て手作業で作られている自家製餡子。軟らかくした小豆をつぶさないよう、丁寧にゆっくり混ぜながら炊き上げる。焦がさないようにするには長年の経験が必要だ](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024gifu_umezono-kasiho4-e1714437411659.jpg?w=956&h=676&ssl=1)
これまでの常識を覆した絶品どら焼き
新しい可能性に挑み続ける老舗和菓子店
日本最大級のお取り寄せ情報サイト「おとりよせネット」で絶賛され、今全国で話題になっているどら焼きがあることをご存じだろうか。そのどら焼きを生み出したのは、大正5年創業の老舗和菓子店〈梅園菓子舗〉。平成15年には各務原支店をオープンし、多治見・各務原を代表する銘菓として地域住民に愛されている。
多治見市中心部の銀座商店街の少し外れにある昭和レトロな造りの店構え。戦後店を構えたときのままを維持しており、木造の古き良き趣がどこか懐かしくも温かい。店内には常に童謡が流れており、童心に返ったかのような気分を味わえる。同店の始まりは現在の岐阜県多治見市虎渓山町。当時は店舗がなく、リアカーにお饅頭を積み込み駅で売り歩きをしていた。戦後、現在の地に移り店を構えた。現在は4代目の加藤義久氏が店主となり、伝統の味を守りつつ、新たな味も生み出しながら、店を守り続けている。
同店の看板商品といえば、冒頭でご紹介した「栗・バター入りどら焼き」。風味の良い国産小麦粉を使用し、ふっくらしっとりと焼き上げた生地。北海道産小豆を使用し、3日かけてじっくりと炊き上げたこだわりの栗入り粒餡。そして香り豊かなバター。この3つが織りなす絶妙なハーモニーが自慢の逸品だ。餡子の優しい甘味とバターのほど良い塩気が、上品な味わいを生み出す。大きさはやや小さめだが、その分餡はぎっしり詰めてある。気付けばもう一つ…と手が出てしまうサイズ感も人気の秘密だ。同店では、オンラインでのお取り寄せにも対応しており、自分へのご褒美にも、親しい人への手土産にも大変喜ばれている。遠方で足を運ぶことが難しいゲストは、ぜひご利用していただきたい。
古き良き伝統を大切にしながらも、常に新しいことに挑戦し続ける。同店が今後生み出す創作和菓子に注目していきたい。
![2024gifu_umezono-kasiho10 栗・バター入りどら焼き用の餡を炊いているところ](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024gifu_umezono-kasiho10.jpg?w=636&h=477&ssl=1)
![2024gifu_umezono-kasiho6 昔ながらの店構えは、伝統あるお菓子と共に歴史を感じさせる懐かしい雰囲気](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024gifu_umezono-kasiho6.jpg?w=316&h=237&ssl=1)
![2024gifu_umezono-kasiho9 戌年のお正月用として作られたお菓子。あまりの人気に年間を通して店頭に並ぶこととなった](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024gifu_umezono-kasiho9.jpg?w=316&h=236&ssl=1)
![2024gifu_umezono-kasiho2 2月下旬から雛祭りまで限定販売の、生菓子のお雛様セット。可愛らしい姿は贈り物としても最適](https://i2.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024gifu_umezono-kasiho2.jpg?w=476&h=357&ssl=1)
![2024gifu_umezono-kasiho1 モチモチの大福生地に、練乳たっぷりのミルク餡と苺が包まれた梅園オリジナル「いちご大福」](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024gifu_umezono-kasiho1.jpg?w=476&h=357&ssl=1)
店舗情報
梅園菓子舗
住所 | 岐阜県多治見市新町1-2-6 |
電話番号 | 0572-22-1088 |
営業時間 | 9:00〜18:00 |
定休日 | 水曜日、第3木曜日 |
ホームページ | https://www.umezono-kasiho.jp/ |