森羅こって牛

左から竹炭塩、生姜醤油、飛騨牛軍艦。一番人気の三種盛りは3貫で1,000円。最高ランクの希少部位の飛騨牛をネタに、非常に完成度の高い寿司が手頃な価格で食べられることから、連日大人気で行列必至だ
飛騨の古い町並みを歩きながら
飛騨牛の極上握りをほおばる幸せ
四季を通して国内外からの観光客が訪れる古都・高山。旅の玄関口となるJR高山駅前から続く「鍛冶橋」「柳橋」「筏橋」のいずれかで宮川を渡る。と、情緒あふれる昔ながらの町並みが見えてくる。
ご紹介する〈森羅 こって牛〉は、飛騨高山観光の人気スポット上三之町通りに面する飛騨牛の握り寿司専門店である。駅からは徒歩15分ほど、飛騨地方独特の格子をあしらった建物が軒を並べるエリアにある。
お品書きは、竹炭塩と生姜醤油の飛騨牛にぎり寿司をはじめ、卵黄とオリジナル旨辛だれがあしらわれた飛騨牛軍艦や、特に霜降りの部分を使った飛騨牛トロさし握り、握り2貫と韓国風軍艦1貫がセットになって、飛騨牛の赤身と脂の旨味を同時に味わえる人気の三種盛り等、いずれもまさに極上揃い。飛騨牛料理指定店となっているだけあって、最高位である5等級の飛騨牛を厳選し、希少部位を惜しげもなく使用。飛騨牛本来の旨さを引き出すために、飛騨産のひとめぼれや、オリジナル煮切り醤油をはじめ、能登半島の竹炭塩とイタリア産の岩塩を組み合わせる等、一つひとつの素材に徹底したこだわりがある。
同店では、あおさ入りの大ぶりの手焼きせんべいに乗せて握り寿司が供される。せんべいのお皿を手に、古都を散策しながらとびきりの飛騨牛にぎりを頬張るのも、美味しくて愉しい旅の思い出になることだろう。店内奥には美しく整えられた庭園のご用意もあるので、散策のご休憩に立ち寄るのにも最適だ。
最高級の飛騨牛を気軽に味わえる店として、行列のできる人気店なので、ご来店の際には時間にゆとりを持ってどうぞ。

趣のある中庭と店内。古い街並みを散策しながら、休憩に立ち寄る人も多い



皿代わりの「あおさ入り手焼きせんべい」はテイクアウトに最適。1枚1枚丁寧に手焼きで作られている。寿司の後味を消さないために、あえて薄味・無添加にこだわっている

注文を受けてからひとつずつ握り、出来たてを提供している。

ミディアムレアに焼いたネタとオリジナルのタレとの相性が秀逸な飛騨牛握り。


飛騨牛本来の旨味を引き出すために素材にもこだわっている。米は飛騨産ひとめぼれ、塩は能登半島産の竹炭塩とイタリア産の岩塩、タレにはオリジナルの煮切り醤油を使っている

店舗情報
森羅こって牛
住所 | 岐阜県高山市上三之町82 |
電話番号 | 0577-35‐7333(予約不可) |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 火曜日 |
平均予算 | 1,000円 |
ホームページ | https://takayama-kotteushi.jp/ |