気仙沼 松葉寿司

家族で切り盛りするからこその心地よさ
みんなを笑顔にする寿司と料理
気仙沼で美味い寿司を食べるなら、ここに限る。そんな呼び声の高い〈松葉寿司〉は、地元に根差し50有余年。店主・佐藤真也氏が、修行から戻り、創業初代の父親から暖簾を受け継ぎ10年になる。若き2代目店主が寿司を握る隣で板場に立つ父親は、巻物や刺身を。裏方では母親が焼き物や吸い物を誂える。東日本大震災の津波で一度全てを流される。が、同年秋には自宅を改装した現店舗で再開を果たし、その美味しさと心意気が多くのお客様を喜ばせ元気づけた。今も、家族3人が力を合わせてお客さまのために心を尽くす—そんなアットホームな心地よさも〈松葉寿司〉の大きな魅力だ。
真也氏の握りは、寝かす・塩〆・酢〆といったひと手間かけて、素材の味を引き出す江戸前だ。寿司も料理も素材そのものを活かした直球勝負。全ての料理の土台となるのは、気仙沼の海水で作られた岩井崎の塩。シャリに使う米は宮城県登米市の特別栽培米「ひとめぼれ」。宮城県登米産の醤油、遠野産の山葵をはじめ、隣町の三陸ジンジャーを使った角切りのガリがまた美味い。毎朝目利きする魚介や野菜は気仙沼や三陸産のものをできるだけ揃えるようにしているが、無理に地元尽くしにはしない。自分同様、自らの仕事に誇りを持って頑張る全国の漁師や生産者から仕入れる旬の素材も自在に取り入れ、近年水揚げが盛んになった伊勢海老やのど黒などの高級な食材が供されることも。ただ仕入れるだけではなく、漁師達との信頼関係や連携を大切にすることも忘れない。
店内にはカウンター席とテーブル席、個室が2部屋。お子さま連れから、接待、記念日など幅広いシーンに対応可能。カウンター席はおまかせコースの一本のみ。テーブル席では、三陸の海の幸を堪能できる盛り合わせ寿司「三陸物語」もオーダーいただける。気仙沼産の1キロサイズの穴子を使った炙り穴子の握りや穴子丼、気仙沼のフカヒレの姿握りもファンが多い逸品。気仙沼だからこそ味わえる寿司と料理、ここ〈松葉寿司〉でしか味わえない寿司と料理を是非一度味わっていただきたい。





店舗情報
気仙沼 松葉寿司
住所 | 宮城県気仙沼市岩月星谷56-6 |
電話番号 | 0226-27-3887 |
営業時間 | 11:30~14:00 (L.O.13:00) 17:00~21:00 (L.O.20:00) |
平均予算 | 昼:6,600円 夜:15,000円 |
定休日 | 月曜日 |
※平均予算は税込み金額の目安です