泉涌寺 齋華
東山の大人の隠れ家でいただく
常に進化を続けるヌーベルシノワ
隠れ家的な静謐な雰囲気が魅力の〈泉涌寺 齋華〉は、オーナーシェフ齋藤博人氏が手掛ける四川料理の名店。フレンチや西洋料理の要素を取り入れた独自のヌーベルシノワで、美しいプレゼンテーションと強烈な味わいが特徴だ。
京都の東山区泉涌寺山内町に位置する同店は、真言宗の古刹・泉涌寺の裏手に佇むカウンター8席のみの一軒家。2階までの高さがある窓からは、四季折々の美しい泉涌寺の庭園を一望できる。全ての席が特等席で、心地よい空間で極上の四川料理をお楽しみいただきたい。
神奈川県川崎市出身の齋藤氏は地元の四川料理店や西麻布のヌーベルシノワなどで約10年間にわたり研鑽を積み、祇園の四川料理店で料理長を務めた後、2014年に〈泉涌寺 齋華〉をオープンした。長年の夢であった自身の店として、店名には「齋藤の中華」という意味が込められている。
齋藤氏の料理は、四川料理の奥深さを追求しつつ、フレンチをはじめとした西洋料理の要素を融合させた独自のスタイルを確立し、香り高い花山椒や唐辛子を駆使した、深い味わいと強い個性が特徴。「自分の仕事が正しいかどうかは、お客さんがまた来てくれるかでわかる」という思いが齋藤氏の信条。常に最高の料理を提供することに情熱を注ぎ、料理を作る人間の成長が料理にも反映されると信じ、50歳の今、これまでの経験と知識を駆使して、唯一無二の味を追求している。「四川と京都はどちらも盆地で、唐辛子の産地であり、山椒の使い方が上手な点が共通しています。寒暖差の激しさで、スパイスを身体が求めているのではないか」と語る齋藤氏は、四川料理と京都の風土の共通点を生かしつつ、新しい料理に挑戦し続けている。
同店では、料理に合うワインのセレクションも充実しており、一度訪れたら忘れられない味と体験を提供してくれる。一皿一皿に込める情熱と技術、そして美しい泉涌寺の景色が織りなす特別なひとときを、ぜひお楽しみいただきたい。料理の奥深さを追求する齋藤氏の姿勢と情熱が生み出す料理は、訪れるすべての人に感動を与えることだろう。
店舗情報
泉涌寺 齋華
住所 | 京都府京都市東山区泉涌寺山内町35-3 |
電話番号 | 075-201-3239(泉涌寺 齋華) 075-201-0001(さいとう製麺) |
営業時間 | 18:00〜22:00(完全紹介制) |
コース料金 | 30,000円 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://saitoseimen.com/ |
※平均予算は税込み金額の目安です