界 津軽
津軽らしさを思い思いに愉しめる
情緒あふれる温泉宿
弘前から電車で10分ばかり。〈界 津軽〉がお客様をお迎えする大鰐温泉郷は、津軽地方の奥座敷。同宿は、町の中心街から少し外れた場所に建ち、隠れ家のような佇まい。敷地内に広がる「津軽四季の水庭」には、夕刻からは美しい色合いの津軽びいどろの明りが灯り、日本画の巨匠・加山又造画伯が津軽の風景を描いた壁画の前で毎夜生演奏される津軽三味線の音色も旅情を一層盛り上げる。
客室には、青森県出身のkoginアーティスト・山端家昌氏のプロデュースによる「津軽こぎんの間」のご用意があり、障子や掛け軸、行灯など、いたるところにこぎん刺しを取り入れた“ご当地部屋”でごゆるりと。2022年11月にかまくらを思わせるアーチ型の屋根を設けた「かまくら露天風呂」が誕生したことは記憶に新しく、四季折々の風景を眺めながらの露天風呂は格別だ。また、内湯には青森ヒバの湯船を配し、ほんのりとした木の香も清々しい。とろりとした大鰐温泉の湯に身をまかせ、芯から温まる心地良さをご堪能いただきたい。
また、同宿の愉しみの一つは、その料理。季節と地域にこだわった食材を、ときに伝統的に、ときに革新的な調理法で味わう季節の特別会席をご賞味あれ。大間のまぐろを一年を通して味わえるほか、春の花見蟹、夏の鮑といった青森の贅を尽くした料理をご賞味あれ。目利きの地酒と料理のマリアージュもおすすめだ。
滞在中には津軽ごぎん刺しで紙製のしおりを作る「津軽こぎん刺し体験」や温泉入浴と体操で血流の改善を促す「津軽体操」、新鮮な空気を体内に取り入れる「現代湯治ウォーキング」等、多彩なアクティビティも是非ご体験を。奥入瀬渓流や八甲田山、十和田湖といった青森の観光名所を巡る旅の拠点としてもおすすめだ。
800年の歴史を持つ大鰐温泉の名湯と、大間のまぐろに四季折々の美味尽くし、こぎん刺しや津軽三味線といった津軽の風土に根差した文化に触れる、体験型の滞在を是非一度。
店舗情報
界 津軽
住所 | 青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1 |
電話番号 | 050-3134-8092(界予約センター) |
ホームページ | http://www.kai-ryokan.jp/tsugaru/ |