真田のコシヒカリ 小松姫 農業生産法人 株式会社金井農園

真田のコシヒカリ 小松姫
農業生産法人 株式会社金井農園

歴史ある真田の里で育てられた
世界が認める極上米

　まずはご想像いただきたい。炊飯時の湯気から伝わるほんのりとした甘い香り、ふっくら炊きあがったお米の艶と透明感。そして、噛むほどに染みでる甘さと心地良い噛みごたえ、喉を通るときのとろけるような感覚までもが素晴らしい。まさに日本人で良かったと思える美味しい米——それがご紹介する〈真田のコシヒカリ 小松姫〉だ。生産しているのは「農業生産法人 株式会社金井農園」である。

　真田と言えば、現在の長野県上田市を拠点に幾人もの名将を輩出した真田氏を思い浮かべる方も多いだろう。米の銘柄にした「小松姫」とは、徳川四天王として勢威を振るった本多忠勝の娘であり、沼田藩と松代藩の初代藩主となった真田信之公の正室小松姫に因んだものだ。遡ること400年前。真田信之公が沼田城主であった時に、干ばつで水不足に悩む領民を救うために小松姫の発案で真田用水が開削された史実が残されている。現在も武尊山の綺麗な雪解け水が真田用水に流れ、その水を田に引き〈小松姫〉が栽培されている。

　栽培にあたっては、近隣の畜産農家とも提携している金井農園。稲作で出る稲わらを畜産農家に提供し、畜産農家からは堆肥を提供してもらい水田の肥料とする。農薬や化学合成肥料は極力使わず、自然に負荷をかけない循環型農業を行い、すでにJAS有機認証も受けている。そうして出来る米は、2015年に初出場した世界最大の米コンテスト「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」でトップ10入りし金賞を受賞。以来2021年まで7年連続で入賞し続け、金賞も4回受賞するほどに評価が高い。その美味しさから、一流レストランをはじめ、高級ホテルや高級旅館で使われている。

　生産量が少ないことから、販売されている所は限られるが、同社のホームページから購入ができるので、ぜひともその美味しさを、ご自分でお確かめになっていただきたい。

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