翡翠の里 御宿かわせみ

翡翠の里 御宿かわせみ

全てが唯一無二の大人のための隠れ宿
“泊まりがけで御食事にいらっしゃいませんか”

　ご紹介する〈翡翠の里 御宿かわせみ〉は、飯坂温泉の2本の川の合流地点に3千坪の敷地を有する純日本旅館である。翡翠の里の名にふさわしく敷地全体が緑に包まれて、ここにはカワセミやオシドリといった野鳥も訪れる。

　美しい緑陰にひっそりと佇む同館は、春には桜、夏は楓や竹林が涼風を呼び、秋には紅葉、冬は雪景色が目に美しい。館内の随所に寛ぎと癒しのための静謐な空間と時間が用意され、わずか12室のみの洗練された客室は、数寄屋風のしつらえを基本に、全ての造りが異なる趣向。お好みの部屋を選ぶのも同館に宿をとる愉しさの一つである。

　さて。御宿かわせみの最大の魅力は、創業当初より受け継がれてきた“料理とおもてなし”にある。伝統と革新を信条とする料理は、素材の滋味を最大限に引き出す調理法を心掛け、手を掛け過ぎず、また怠らず、その塩梅が絶妙だ。地場産の食材だけに終始せず、日本全国、世界中から日々最良の素材を取り寄せることも同館ならではのこだわりで、中でも宿泊するゲスト全員にふるまわれる月替わりのメインディッシュ「吟味特撰」は、懐石料理の流れの中に御宿かわせみならではの趣向を凝らした一品である。「吟味特撰」を軸に、前後の味、食感、温度、色彩、器、それぞれの繋がり、バランス、足し引きを意識して献立を構成される“御宿かわせみ流日本料理”を目当てに訪れるゲストも多く、その忘れがたい口福な味わいに、幾度となく足を運ぶ遠来のファンもいると聞く。

　従来の「旅館に泊まって、お食事を召し上がる」というスタイルではなく、「お食事を召し上がるために泊まりがけで出かけてみる」そんな新しいスタイルを提案。【一泊二食付き、お部屋食】という日本の宿本来のスタイルを大切に、お部屋だからこそご堪能いただけるかわせみ流日本料理。湯上がりサロンやお部屋にてのんびり想い想いの時間をお過ごしいただき、そして翌朝、「いつもより元気になった！」、そう感じていただきたい。

店舗情報

翡翠の里 御宿かわせみ