豆子郎
創意工夫を重ねて生み出された
蒸したてを味わう唯一無二の和菓子
西の京、食の宝庫の山口県。数々の郷土菓子が味を競う中、古くより珍重されてきた「ういろう」は、季節のご挨拶やおもてなしに欠かせない縁起物でもあり、県を代表する銘菓の一つ。他府県のういろうが米粉で作られることが一般的であるのに対し、わらび粉を主材料とする点が「山口外郎」の大きな特徴でもある。
1948年創業の〈株式会社 豆子郎(とうしろう)〉の看板商品である「豆子郎」のシリーズは、従来の山口外郎に一工夫をし、心に残るほどに美味しく、山口にしかない銘菓を作り出そうという創業者・田原美介氏の気が遠くなるほどの試行錯誤から誕生した、まさに逸品。豆子郎には、あたたかい蒸したての美味しさをお愉しみいただける「簾子(れんじ)豆子郎」と、生まれたての絹のようななめらかさ、みずみずしさが特徴の「生絹(すずし)豆子郎」の2種類があり、材料の小豆や砂糖は最高ランクを使用。朝一番の新幹線や飛行機に乗る方にも、当日蒸したての豆子郎をお買い上げいただけるようにと、朝2時から製造を開始する。豆子郎には大納言を蜜炊きしたものが入っているが、豆一つひとつにも妥協せず、豆を選別する専門職がいるほど、味に対するこだわりがある。
焼き菓子や棹菓子、薯蕷饅頭等、店頭に並ぶ商品はどれも頑なまでに良質な素材にこだわり、その良さを最大限に活かすべく、保存目的の添加物は一切使用せず、素材の味がそのまま美味しさに繋がる。お茶を淹れほっと寛ぐひと時を上質に彩る豆子郎とお菓子の数々。職人の心意気と技から生まれる味わいを存分にご堪能あれ。
販売店は県内12店の直営店のみとなり、本店は「豆子郎 総本店 茶藏唵(さくらあん)」として、江戸時代以降の調度品や器を節句に合わせて展示する美術展示室や自由に散策いただける日本庭園を眺めながらおすすめのお菓子を味わえる茶房のご用意があるので、山口へお越しの際にはぜひお立ち寄りいただきたい。
店舗情報
豆子郎
住所 | 山口県山口市大内御堀1-1-3 (本社・本店茶藏唵) |
電話番号 | 0120-215-655 (本社フリーダイヤル/9:00〜17:00) |
営業時間 | 7:00~19:00 茶房/10:00~17:00(L.O.16:30) |
定休日 | 無休 |
ホームページ | http://www.toushirou.info/ |
※商品価格は全て税込み価格になります