資生堂パーラー
伝統と新しさを味わう
東京銀座の西洋菓子
「資生堂」。女性の美に寄り添い、今や世界の美容業界の発展に貢献する同社の名前を知らない人は少ないだろう。今回ご紹介する〈資生堂パーラー〉の誕生は1902年。同社の創業母体で日本初の民間洋風調剤薬局である「資生堂洋風調剤薬局」の一角に、ソーダ水とまだ希少だったアイスクリームを商う日本初となる“ソーダファウンテン”コーナーとしてスタート。明治時代には、いち早く西洋の文化を体験できる場所として、粋を競う新橋芸者、1920年代には時代の先端を行くモボやモガと呼ばれたファッショナブルな人々で大いに賑わった。
120年以上の歴史を刻む〈資生堂パーラー〉がゲストを迎えるレンガ色の東京銀座資生堂ビルは、銀座大火の後、レンガ造りで再建されたかつての街並みがイメージのひとつとなったもので、まさに銀座のシンボルに相応しい。同店は、往時から踏襲される伝統の味わいと共に、時代に即した新しいメニューや洋菓子を常に探求。味わい・サービスはもちろん、カフェ、レストランでは、器やカトラリーも選び抜いたものが用意され、何世代にもわたって〈資生堂パーラー〉を愛するファンも多数。東京にお越しの際には、古き良き、そして先端の東京を体感できるこの場所で優雅な時間をお過ごしいただきたい。
〈資生堂パーラー〉の洋菓子は、伝統と新しさが融合する資生堂の精神を宿す。昭和初期からのロングセラー「花椿ビスケット」は、資生堂のシンボルマーク“花椿”をかたどったパッケージ缶のコレクターがいるほどだ。さらに、定番の洋菓子シリーズは、2015年に「銀座アヴァンギャルド」をテーマに味わいをさらに美味しく、そしてパッケージから包装資材までを一新。老若男女、さらには海外の方からも愛されるデザインが人気を集めている。大切な方への贈り物として、“美しい味”があなたの想いを届けてくれるはずだ。
店舗情報
資生堂パーラー 銀座本店ショップ
住所 | 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 1F |
電話番号 | 03-3572-2147 |
営業時間 | 11:00〜20:30 |
定休日 | 年末年始 |
ホームページ | https://parlour.shiseido.co.jp/ |
※写真はイメージです
※商品価格は全て税込み価格になります