INコース15番からの美しい眺望。創業87年を迎える赤倉観光ホテルと日本百名山の一つ妙高山が視界の正面に広がる景観は、まさに圧巻。これまで幾多のゴルファーの歴史を見守ってきた両者はこれからも同じ場所で優しく見守り続ける。
特徴的な白砂のバンカーが心理的にも作用する4番ホール。バンカー越えを狙いたいファーストショットは、距離が足りなければバンカーにはまり、右へ曲げれば林が待っている。セカンドショット地点はグリーン面が目視できない砲台グリーンで、奥にはOBが待ち受ける。攻略しがいのある難コースでスコアメイクへ挑んでいただきたい
日本百名山の一つ・妙高山が池に映りこむ様が何とも美しい13番ホール。山に向かってショットを放つ開放感を全身で味わいたい
秋の6番ホールは、まさに「黄金ロード」。森は黄金色に染まり、ゴルファーは幻想的な絵画に写り込んでしまう。一歩一歩踏みしめるたびに、ゴルフへの想いのページが積み重なることだろう
冬期間、ゴルフコースはクローズとなるが、代わりに楽しめるのがウィンタースポーツだ。赤倉観光ホテルは、まさにスキー場の中にあるホテル。スキーロッカーから一歩踏み出せばそこはもうゲレンデという好立地。初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースと豊富な積雪量、上質なパウダースノーが全てのスキーヤー・スノーボーダーを満足させる
妙高山の中腹、標高1000メートルの地に昭和12（1937）年創業の「赤倉観光ホテル」。ホテルオークラの祖である当時の大倉財閥によって上高地帝国ホテル、川奈ホテルに続いて建てられたもので、高原リゾートホテルの草分け的存在として、その名を歴史に刻む存在だ。皇族をはじめ国内外の貴賓や要人を迎えてきた伝統と格式を守りつつ、2008年には本館を全面リニューアル。翌年には「SPA&SUITE」、2016年に「プレミアム棟」が堂々オープンする等時代に合わせた快適性も常にアップデートされている。妙高山の中腹より自然噴出する「赤倉温泉」が湯舟を満たす絶景露天風呂でラウンドの疲れを癒してほしい。