近鉄賢島カンツリークラブ

近鉄賢島カンツリークラブ

1969年に開場し、国際的な舞台にもなっている
伊勢志摩国立公園の英虞湾に面する美しいリゾートコース

　ご紹介する〈近鉄賢島カンツリークラブ〉は、伊勢志摩国立公園内の美しい自然に囲まれ、全米女子プロゴルフ協会の公式戦も開催されたことがある歴史ある名門コースである。

　設計したのは全国に数々の著名なコースを残した名匠・上田治氏。各ホールはリアス式海岸の形状を活かしながら、全体的にはフラットでフェアウェイの幅も広い雄大なコースとなっており、砲台状のグリーンや名物のアリソンバンカーが巧みに配され、戦略性にも富んでいる。

　クラブハウスを設計したのは、モダニズム建築の巨匠「ル・コルビュジェ」の弟子としても有名な坂倉準三氏。英虞湾に面した景勝地であることから、屋根の造形は志摩の風土イメージに密着した柔らかみのある陰影の深いものにされた。床の高さは極力周囲の地形に合わせ、自然との一体感を生み出すように工夫されている。さらに、クラブハウスの中心である食堂と浴室はリゾートコースに相応しくするため天井を高くし、ゴルファーが日常を離れて憩える快適な空間とされている。

　全米女子プロゴルフ協会公式戦「ミズノクラシック〜伊勢志摩〜」（2006年〜2014年）、「TOTOジャパンクラシック〜伊勢志摩〜」（2015年）の10年連続開催や、三重県オープンゴルフ選手権競技（本選2回 1989年・2019年）、TOYOTAジュニアゴルフワールドカップ（2002年）など、大きな競技会も開催してきた。2022年からは、JLPGA公認のレジェンズツアー「ボンドカップ」を開催している。

　レストランでは、プレー前のモーニングからプレー途中やホールアウト後のランチ、コンペでのメニューなども豊富に用意されており、食材の宝庫である三重ならでは新鮮な海の幸や松阪牛などの食材をふんだんに取り入れた魅力的な料理を食べながら、ゆっくり寛いでいただける。

　ここ〈近鉄賢島カンツリークラブ〉は、伊勢志摩の穏やかな気候と心地良い潮風を感じながら、爽快なプレーをお愉しみいただける、美しいリゾートコースである。

店舗情報