鈴波

歴史ある守口漬の手法と
醸造文化から生まれた魚のみりん粕漬
木曽川河畔で育つ細長い守口大根を、伝統の技で塩漬を2度、酒粕で2度、さらに仕上漬と何度も漬け替えを重ね2年以上の歳月をかけじっくり漬け込む大和屋守口漬総本家の「守口漬」は、名古屋名産品の代名詞。
今回ご紹介する〈鈴波〉は、大和屋伝統の“漬ける技”を魚に生かした「魚介みりん粕漬」を製造・販売する専門店として創業。2025年8月で創業40周年を迎える。かつて尾張・三河として栄えた地区は昔から醸造業が盛んな土地柄で、みそ・醤油・酒・みりんなどの製造業が育まれてきた歴史がある。この魚介みりん粕漬は、全国屈指とも言える醸造文化を誇る環境が味の土台となっている。魚を漬けこむ漬け粕には最高級のみりんから絞ったみりん粕や酒が搾れるほど瑞々しい酒粕を用いて、絶妙の塩梅で独自にブレンド。漬け込む魚は、国内外の魚の中から、身質や脂肪などを考慮して、酒粕漬に合うもののみを厳選している。
さらに、製品は一切れずつ丁寧に和紙ガーゼに包み、たっぷりと惜しみない量の漬け粕を覆わせしっかりと味をのせていくこともこだわりの一つで、焼きあがるとふんわりと香ばしく、魚独特の臭みが取れるため、魚が苦手な方からも支持されるほど。みりん粕独特のやさしい甘さは、お子様から高齢者まで幅広い年齢の方から親しまれる味になっている。
魚介みりん粕漬は、詰め合わせをはじめ多彩な商品が揃っているので、ご自宅でのちょっと贅沢なお食事用に、大切な方への贈りものにと、用途によって使い分けることができるのもうれしい限り。名古屋コーチンや豚肉のみそ粕漬をはじめ、全国各地の海山の幸を集め瓶詰や昆布巻きにした「海山潤味」もおすすめだ。
名古屋本店や東京都内の一部店舗にはお食事を楽しめる「膳処」を併設し、絶妙の焼き加減で魚介みりん粕漬を味わっていただけるので、お買い物と合わせて是非一度。













店舗情報
鈴波
電話番号 | 052-261-1300 |
住所 | 愛知県名古屋市中区栄3-7-23 |
営業時間 | 売店 10:00〜18:00 膳処 11:00〜14:30 |
定休日 | 1月1日、2日、3日 |
ホームページ | https://www.suzunami.co.jp |