鎌倉 以ず美 銀座店

鎌倉で愛されてきた江戸前を銀座でも。
親子2代が奏でる至福の味
「鎌倉以ず美」といえば、大将の神代三喜男氏。自身の信念とする寿司道を貫くこと50年。定番ネタを揃えることが当たり前とされた中、その時々の美味いネタを選んで提供する“おまかせ握り”を定着させた立役者だ。もう一つ、寿司店の象徴でもあるネタケースを取り除き、寿司店として初めて和モダンのカウンターを設えたのも、この神代氏。江戸前寿司の系譜を語る上で、必ず名が上がる人物である。
この神代氏が鎌倉・長谷で名店として長きにわたり愛されてきた「鎌倉以ず美」を残しつつ、都内のお客様の強いご要望にこたえるべく平日限定で開業したのが、歌舞伎座タワー横に暖簾を構える〈鎌倉以ず美 銀座〉だ。同店には京都の名店「和久傳」にて修業を積んだ若き2代目・神代陸氏も板場に立ち、親子で奏でる“以ず美ワールド”を目と舌でご堪能いただける。
氏は早朝、豊洲市場に出向き、自分自身の目で目利きする。さらに、修行時代に培った人脈を通し、季節の食材を直接仕入れているが、クマ肉やハモ、生食できる唯一のズワイガニとして知られる間人ガニといった希少性の高い素材もふんだんに。以ず美の握りを食べてから、苦手だった食材が大好きになった、寿司感が変わった—というお客様も珍しくない。
壁の天然石、天井の黒竹、床の鎌倉彫りをはじめ、ハイランクの自然素材をふんだんに使った空間は、開業当初のその年に商店デザイン建築インターネット投票で1位を獲得したほどで、建築家の隈研吾氏もお気に入り。この洗練された和モダンテイストを25年前すでに確立していたというから驚きだ。
大将も2代目も、常に謙虚で笑顔が粋だ。名店中の名店でありながら、緊張させないおもてなしもうれしい限り。人生の節目となる日、大切な方との大切な日に是非ともお席のご予約を。
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店舗情報
鎌倉 以ず美 銀座店
住所 | 東京都中央区銀座4-12-1 VORT銀座イーストⅡ 8F |
電話番号 | 03-6874-8740 |
営業時間 | 18:00~21:30 |
平均予算 | 44,000円 |
定休日 | 日曜日 |
ホームページ | https://kamakura-izumi.com/ |
※平均予算は税込み金額の目安です