道頓堀川の北に位置する堀江は、国内はもとより海外からもたくさんの観光客が訪れる人気の観光地であるミナミの一角を成し、カフェやアパレルショップなどが建ち並ぶ、おしゃれな街として脚光を浴びる地域。
そんな堀江で、2023年12月にオープンした〈鮨 よつ葉〉は、大阪、東京、NYのレストランや鮨店に従事した後に地元大阪へと戻り、堺筋本町で高く評価される人気の鮨店「鮨 慎之介」の店主として腕を振るう藤原慎之介氏が新たなコンセプトとして展開した店。カジュアルな雰囲気の「鮨 慎之介」とは一線を画す〈鮨 よつ葉〉は、ワンランク上の本物の江戸前鮨と料理を味わっていただくために用意した、完全予約制の鮨店である。
店内は和の設えにこだわり、シックさと落ち着きある雰囲気の中に華やかさも感じられるラグジュアリーな空間。銀杏の一枚板を配したカウンターには6席（最大7席）がゆったりと配され、その席数からもここが限られたお客様だけに用意された店であることが伺える。カウンター席の後ろは壁一面がセラーとなっており、日本酒やワインが並ぶその様に、これから始まる美酒と美食のひと時を予感させる。
藤原氏は定期的に各地の市場へと出向いて卸業者との信頼関係の構築に努めていることから、店にはその時期その日に最高の食材が届く。ネタに合うよう炊き上げる米は、ネタを活かし香りや味を邪魔しない粒の小さめな新潟産の「こしいぶき」を8割使用し、お酢は赤酢と白酢を独自にブレンドした合わせ酢でシャリを仕上げる。
味わえるのは、つまみ5〜6品に、握りが10〜13貫程と汁物が付くおまかせコース。握りや料理はお客様の様子に合わせて量やペースを調整してくれるので、お好みの日本酒やおすすめのワインなどと一緒にごゆっくりどうぞ。
本物を知るお客様のために用意された空間で、至高の鮨と料理を堪能できる〈鮨 よつ葉〉。特別な時間をぜひ愉しんでいただきたい。
