黒さつま鶏
株式会社 カゴシマバンズ
独自に編み出した優れた環境で育む
由緒正しき極上地鶏
鹿児島に新たなる期待の星が現れた。その名も〈黒さつま鶏〉である。
鹿児島といえばグルメの宝庫。温暖な気候や広大な大地、自然に恵まれた環境が畜産にも適しているのだろう。「かごしま黒豚」や「鹿児島黒牛」等、ブランド食肉は数え上げたらキリがないほどである。黒豚や黒牛につづく、第三の黒〈黒さつま鶏〉の生産者は株式会社カゴシマバンズだ。
6年という長い歳月をかけて育成と研究を重ねて、2006年に鹿児島県畜産試験場が完成させた新品種である。特筆すべきは血統である。父は国の天然記念物でもある「薩摩鶏」、母は明治時代に輸入され定着した地鶏「横斑プリマスロック」だ。父と母の伝統に裏づけられた美味しいDNAを正しく受け継ぐ、正統派地鶏なのだ。
同社では〈黒さつま鶏〉を育てるにあたり、独自の飼育基準を設けている。飼育基準は厳しく、一般の地鶏とは一線を画す。地鶏は飼育密度10羽/㎡以下、飼育期間75日以上だが、〈黒さつま鶏〉は飼育密度5羽/㎡以下、飼育期間はオス120日、メス150日としており、ストレスなく地鶏が、のびのびと育まれている。さらに1年以上かけて17区画に及ぶフィールド試験で、飼料改良を行っている。2017年には飼育した〈黒さつま鶏〉を、鹿児島女子短期大学の学生80名の協力を得て、ブラインドによる官能試験を2度も実施したのだ。食感はプリプリと歯切れ良く、柔らかな肉質とのバランスは絶妙。旨味成分であるアミノ酸を豊富に含み、じゅわっと広がる美味しさの中に深い味わいがある。さらに他の地鶏に比べて、素晴らしく脂が乗っている。煮ても焼いても硬くならず、冷めても美味しい肉質が特徴だ。オススメは炭火焼きでジューシーな肉汁が口いっぱいに広がり、プロの調理人も絶賛するほどの仕上がりである。
有名レストランのシェフも認める美味しさ。第三の黒の名に相応しい〈黒さつま鶏〉を是非味わって欲しい。
店舗情報
株式会社 カゴシマバンズ
住所 | 鹿児島県霧島市国分広瀬1692-36 |
電話番号 | 0995-73-8560 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日 |
ホームページ | https://k-banz.jp/ |