心地よい未来のために
始めよう、SDGs
vol.4
- 03 すべての人に健康と福祉を -
持続可能な開発目標であるSDGs(Sustainable Development Goals)は、
国連サミットで決まった新たな国際目標。貧困、飢餓、健康、教育、エネルギー、まちづくりなど
17のゴールと169のターゲットからなり、
地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
日本でも国や地方自治体、企業でさまざまな取り組みが始まっています。
ここでは各テーマと、特徴ある事例をご紹介。
該当する企業の取り組みに賛同したり、商品を購入したりすることで、
あなたもSDGSの活動に協力できます。
今回は、3番目のテーマ「すべての人に健康と福祉を」についてお伝えします。
一人の心がけで世界を健康に
~予防と治療を行い、感染の連鎖を断ち切る。~
健康で幸せな生活を送れることは、人類共通の願い。体調を崩したら病院へ行き、医療保険サービスを受けて医療費を支払う――。日本に住む私たちはごく普通にしていることも、世界を見渡してみると決して当たり前でないことが分かります。
世界では人口のおよそ半分にあたる3億もの人が、必要なときに必要な治療を受けられません。5歳になる前に亡くなる子どもは、1年間でおよそ530万人。6秒に1人の子どもが亡くなっている計算になります。健康リスクは、経済的な問題や貧困を引き起こし、社会全体からみても大きな損失になります。何より、大切な人を失うことで消えることのない精神的な痛みを抱えることになります。
このような負の連鎖を断ち切るのに欠かせないのが、予防と治療。そして社会福祉サービスです。現在の日本では医療体制も福祉サービスも整っていますが、これが永遠に崩壊しない保証はどこにもありません。実際に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、医療崩壊が危ぶまれた国もあります。
私たちにできることのひとつは、健康意識を高めること。健康診断を定期的に受けたり、食事や運動に気を付けたりして病気を未然に防ぎ、健康寿命を延ばす努力をすることも大切です。また、手洗いやうがいを習慣化させることは、もっと身近で誰でも実行しやすいこと。自分が病気になるのを防ぐだけでなく、ほかの人への感染も抑え、流行を予防することにもなります。あなたの行動が、世界の人の健康につながっているのです。
目標3 すべての人に健康と福祉を 詳細はこちら
株式会社トランスアクトの
取り組み
~大切な宝物であるスタッフが心身共に健康で過ごせる取り組み~
株式会社トランスアクト(本社/東京都港区)は、役員運転手と役員秘書の人材派遣を行う会社です。派遣するのは、役員運転手やプロドライバー、厳しい研修をクリアした秘書や受付レセプショニスト。このような大切な「人財」であるスタッフが健康を維持し、守り、取り戻すことを目指して、スタッフの健康、運動、休養、適切な栄養摂取のための独自の支援をしています。
それが「健康企業宣言」と「感染症対応力向上プロジェクト」。「健康企業宣言」では、健診100%受診、健診結果の活用、運動・喫煙に加えて心の健康に取り組むなど、心身の健康を守るための7項目を掲げています。感染症対応力向上プロジェクト」では、感染症理解のためにスタッフの8割以上が受講。感染症への正しい知識の定着を図っています。会社をあげてスタッフの健康を後押し。スタッフにとっても、お客さまにとってもうれしい限りの取り組みですね。
株式会社トランスアクト
株式会社かんぽ生命保険の
取り組み
~健康応援アプリで健康とご褒美のチャンスをゲット~
株式会社かんぽ生命保険(本社/東京都千代田区)は、日本郵政グループの生命保険会社。学資・養老・終身・定期保険、入院・災害特約などの商品やサービスを提供しています。
同社は、健康増進等を通じたリスク予防を「重点項目」に、健やかで豊かな人生づくりのサポートを「目指す姿」に掲げて目標3のゴールを目指しています。具体的な取り組みの中で楽しいのは、健康応援アプリ「すこやかんぽ」を活用したサービスです。アプリをダウンロードすると、一日の歩数が計れます。目標の歩数に達すると、コンビニのクーポンがもらえる抽選に応募できます。また、いつでも好きなときにおなじみのラジオ体操のメロディを流したり、動画を見たり。さらにカレンダーを使えばラジオ体操を実施した日を記録することもできて、管理がしやすくなります。健康になりながら、楽しめるご褒美のチャンスがもらえるうれしいアプリ。ダウンロードして元気な毎日をスタートさせましょう。
株式会社かんぽ生命保険