株式会社 山一屋

株式会社 山一屋

伝統的な和の垣根を耐候性に優れた樹脂材で。
庭園・エクステリア製品の卸売メーカー

　昭和29年（1954年）に創業した〈株式会社 山一屋〉。創業当時は和歌山県海南市の特産であった棕櫚（しゅろ）を活かし、棕櫚縄や束子（たわし）を製作し、全国販売していた。

　現在は人工垣根やフェンスなどを主力商品に、庭園製品・庭園資材・緑化資材、エクステリア関連商品、石材などの販売も行う卸売メーカーである。自社製品を「EIKO（エイコー）」というブランド名で発売しているので、造園やエクステリアを手掛ける会社では、その名もよく知られているところ。

　同社が特にこだわっているのは、写真でもご紹介している和の庭で使う垣根や袖垣といった製品。通常は竹などの自然素材を使って組み上げるが、耐候性に優れた樹脂製の竹を開発し、職人の技術が必要な竹垣も一枚のパネルのように自社で組み立てて販売している。このため、現場での施工時間を大幅に短縮して施工できるのが大きな特徴。自然竹の風合いを再現し、伝統的な竹垣をカラーも豊富に現代風にデザインしているので、様々な庭のエクステリア製品としても利用できる。もちろん、本格的な日本庭園や寺院の庭などに使う自然素材で製作した製品も豊富に用意している。ホームページでは取り扱う製品や資材を種類別に見つけることができ、ニーズに合わせた新製品も次々と開発されている。和風・洋風を問わず完成イメージに合う製品や、他社には無い製品なども取り揃えているので、お気軽にお問い合わせを。

　また、天然の竹や杉皮といった自然素材製品の製作過程で出る端材を利用したサステナブルな商品の開発・販売を行うために「楽ポケ株式会社」を設立し、「J･Make（ジェイ・メイク）」というブランド名で、箱庭や棚箱など空間を彩るインテリア小物を提案している。簡単な組み立てキットで届き、自分で作ってアレンジを楽しみ、小さなスペースに飾れる可愛らしい商品たちが揃っている。「J･Make」の販売サイトから誰でも簡単に購入できるので、ぜひご確認を。

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