こいぶみ寿し
実直で丁寧な仕事と真心を込めた接客を。
客席数5席でもてなす街のお寿司屋さん
ご紹介する〈こいぶみ寿し〉は、JR室蘭本線・幌別駅の西口近くで暖簾を掲げる寿司店。
店主の佐藤智行氏は、ここで寿司政を営んでいた父親の跡を継いだ二代目。もともと店を継ぐ気はなかったが、28歳のときに父親が病気となり、寿司の道へ。それまで魚を捌いたこともなかった素人がすぐに寿司職人になれる訳でもなく、独学に始まり、札幌の老舗鮨店での修業など、日々地道な努力を重ねながら、約20年ほど店を守ってきた。2021年に寿司政を閉店し、新たなチャレンジとして〈こいぶみ寿し〉をスタートした。
店はカウンターに5席だけの完全予約制で、おまかせコースのみ。大切なお客様のお祝いや記念日、親しい方々との食事や接待の場として、リラックスしながら食事のひと時を愉しんでもらいたいという想いと、食事の進み具合を見計らいながら最適なタイミングで寿司や料理を出したいという想いから予約制にした。
ネタはブランドや高級といったことには惑わされず、地元で穫れる魚介…例えば、キンキや鮑、ぼたん海老やバフンウニなどを中心に、北海道では水揚げのないコハダや車海老は九州産を主に使っている。仕入れの際には食材のポテンシャルや輝きを自分の目で見て選び、その食材の旨みを最大限に引き出すよう手間を惜しまず仕込みを行う。シンプルだが、妥協をしない丁寧な仕事を施した握りは、いつ訪れても美味しいと評判を呼んでいる。
つまみは枠に捉われず、一品料理は道産野菜を積極的に取り入れ、盛り付ける器を先に決めてからその器に似合う料理を作るというスタイル。どうぞ器も一緒にお愉しみを。さらに日本酒を中心に、ワインも豊富に取り揃えているので、運転の予定がない方はぜひご一緒に。
〈こいぶみ寿し〉は、訪れていただくお客様のために実直で丁寧な仕事と真心を込めた接客で応えてくれる、心地よいひとときを過ごせる寿司店である。
店舗情報
こいぶみ寿し
住所 | 北海道登別市中央町2-11-6 |
電話番号 | 0143-57-6355 |
営業時間 | 18:00~ |
平均予算 | 11,000円 ※平均予算は税込み金額の目安です |
定休日 | 不定休 ※完全予約制 |