鳥長

鳥長とりちょう

美味しさと楽しさに満ちた大人の社交場で
絶品焼鳥と銘酒が心を満たすひとときを

　広島の中心街・流川で焼鳥と言えば、〈鳥長〉。ここは外せない。〈鳥長〉は1967年に広島で初めて、職人が目の前で焼く焼鳥をカウンター越しに提供する店として誕生。創業時から半世紀以上、継ぎ足し続けた秘伝のタレにくぐらせて備長炭で香ばしく焼き上げた焼鳥は、食通も魅了するほどに美味。その一串を求め、政財界・芸能人・スポーツ選手など各界の著名人も多く訪れる。一方で3世代、4世代に渡り通い続ける常連客も多く、業界や年齢などを超えた大人たちの行きつけとしても賑わいを見せている。

　〈鳥長〉では、鶏肉は肉厚で弾力がありふっくらジューシーな銘柄鶏の「大山どり」を中心に厳選して吟味。内臓系は広島の新鮮な朝挽き鳥を使用。他店ではなかなか食べられない希少部位も味わえる。焼鳥はもちろん、南部鉄器の釜でお米から炊く「とり釜めし」をはじめとする鳥料理も好評だ。料理の味をより引き立ててくれる日本酒やワインも各種取り揃えているので、ぜひご一緒に。日本酒は、広島の地酒だけでなく日本各地の定番ものから季節限定酒までラインナップ。日本酒好きの女将によるシーズナルなセレクションを楽しみにするファンも多い。

　店内は古き良きものを守りながら新しさを取り入れた、スタイリッシュかつ温かみのある和モダンな雰囲気で女性客やおひとり様でも入りやすい空間だ。目を引くカウンター奥の額は、彫刻家・圓鍔勝三氏から『火に焙っても一晩に花は咲かない』の句をいれ贈られたもの。たくさんの意味がこめられた言葉だ。常連客とワイワイ楽しむもよし、仲間内で盛り上がるもよし。ひとりでしっぽり飲みながら大将や女将との会話を楽しむのも一興だ。

　美味しさと楽しさに満ちた大人の社交場で、熟練の技が光る焼鳥と美酒を心ゆくまでご堪能あれ。

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