木もれ陽に祝福
ここは小さなヨーロッパ
ロックハート城ウエディング
スコットランドの古城を移築し復元
時空を超えて中世へ。
高原の深い緑に包まれる美しい石造りの城〈ロックハート城〉は、スコットランドの独立を勝ち取った英雄・ロバート1世に仕えた著名な騎士・サイモン=ロッカード卿の血を引くロックハート家の城として、1829年に英国スコットランドに建設された由緒正しき本物の城。海外の本物の城が移築・復元されたケースは、日本国内では当城のみという希少なものだ。ロックハート城のシンボルでもあるハートは文字通り心臓を意味するもので、サイモン=ロッカード卿がロバート1世の心臓を故郷のメルローズ修道院に奉納する大役を果たしたことから、ロッカードからロックハートに改姓し、家紋もD字型の錠の中にハートを描いたものに変更した経緯がある。
そして、俳優の故・津川雅彦氏が私費にて購入し、日本へ輸送した当城を買い取ったのが、沼田市を拠点に総合石材業を営む「株式会社サンポウ」だ。同社は、創業者・平井良明氏の元、総費用は3年で20億円、延べ1500人もの人員を投じ高山村内に建設中のテーマパーク「大理石村」にて復元を敢行。そこには、イタリア・フランスを訪れた際に、現地の石の凄さを目の当たりにした平井氏の「石材屋として、石を使って自分の想いを残したい」という夢、そして、故・津川氏が運び、平井氏が建てる—という男の夢のロマンのリレーがあった。
ドラマのロケ地としても度々登場するロックハート城は、結婚式場としても憧れを集める存在だ。1800年往時の城主専用礼拝堂が忠実に復元された独立型チャペル「セント・ローレンス教会」、ウエディングドレスの華やかさを引き立てる上質な大理石の大階段に、美しいアンティークの家具や調度品が出迎えてくれるロビー。中世の本物のワインセラーやクラシカルなマナーハウスをはじめヨーロッパの王妃たちが楽しんだ宮殿の雰囲気をそのまま再現した贅沢なパーティールームといった建物をはじめ、10万㎡の敷地内はどこを切りとってもかけがえのないシーンの舞台に相応しい。
今年の秋からリニューアル工事も始まるので、より一層美しく生まれ変わるロックハート城にどうぞご期待いただきたい。
店舗情報
木もれ陽に祝福 ここは小さなヨーロッパ
ロックハート城ウエディング
住所 | 群馬県吾妻郡高山村5583-1 |
電話番号 | 0279-63-2062 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | 火曜日 |
ホームページ | https://lockheart.info/wedding |