彩葉

彩葉いろは

シンプルな中に深い味わいと技を感じる
季節感あふれる割烹料理

　何気ない日も、とっておきの日も、うまくいかなかった日も、自分をほめたい日にも—理由などなくても良いかもしれない。何か美味しいものを食べたくなった時、無性にくぐりたくなるのが、北新地の割烹〈彩葉（いろは）〉の暖簾だ。開業5年目となる2013年より11年にわたり、ミシュラン一つ星を連続して獲得しつづける名店である。
手入れの行き届いたカウンターは、いわゆるツライチ。素材の扱い方、包丁の音、火を使う瞬間といった臨場感あふれる調理の様子、料理人の細かい手作業によって料理が仕上がっていく過程が、今まさに自身の目の前で。素材の話や料理の話、料理人との話に花が咲くのもカウンター割烹の醍醐味だ。板場を統べる大将・嘉本正敏氏の手仕事は、丁寧で美しく実がある。引き算の美を追求し、素材の味と季節の恵みを最大限に引き出していくことを大切に。飾りたて、つけたす勝負はしない。こまやかな下ごしらえに支えられた質実剛健な味わい、雑味のない澄んだ味わいにこそ、ここ〈彩葉〉の心がある。

　また、料理の要である素材選びにも強いこだわりを。大将自らが毎朝必ず市場へと足を運び、目で見て、手で触れ、長年にわたり築き上げてきた信頼関係のある仕入れ先の方々と共に素材の質を判断することが大前提。目利きには、単に新鮮さや美しさだけでなく、季節に合った最高の状態のものを選ぶことを重視する。常にご用意のある「四季折々のコース」には、その季節にしか味わえない厳選食材がふんだんに組み込まれ、日本の自然に育まれた四季の移ろいを宿す料理の数々が、目と舌を存分に愉しませてくれる。

　おもてなしには、あらかじめ定められたルーティンではなく、「お客様に喜んでいただくこと」を第一に、その場での柔軟な対応に心を尽くしてくれるので、大切な方との会食や、ここ一番の失敗できない接待といった大切なシーンにも安心だ。
また「こだわりの肉を心ゆくまで味わいたい。」という方には系列店の焼肉店・大嘉味（オオカミ）もあるので、用途と気分に合わせてご利用を。

店舗情報

※平均予算は税込み金額の目安です