ハッピーバレーゴルフクラブ札幌

ハッピーバレーゴルフクラブ札幌

もともとあった地形と自然美を活かした27ホールが
時に優しく時に挑戦的にプレーヤーを刺激する天恵のゴルフコース

　車なら札幌市内から国道275号線を当別方面へ向かって約45分、電車なら学園都市線・当別駅よりタクシーで約8分。1991年6月に開場した〈ハッピーバレーゴルフクラブ札幌〉は、伊達山の麓に伊達山コース、青山コース、金沢コースの全27ホールを展開するゴルフ場。

　コースを設計したのは、世界各国でゴルフ場を設計しているアメリカ在住のロナルド・フリーム氏。設計にあたり大切にしたのは、もともとある自然を残すため、樹木は可能な限り伐採せずに約3千本もの木々を敷地内に移動させ、土壌移動も通常の3分の1ほどの少なさでコースを造成した。そこには、この場所がゴルフ場として非常に適していたこと、そして何よりもフリーム氏が自然美に魅せられたからであった。そうして完成した27ホールは、フラットな地形とアンジュレーションな地形に池やバンカーが絶妙に組み合わされ、もともとあった木々の多くが活かされていることから、違和感のない豊かな自然と手入れの行き届いたホールで、思い切りゴルフを愉しむことができる。

　3つのコースの中央に建つクラブハウスは、全体が150mもある圧倒的な大きさと、石とガラスで構成された外観が印象的な建物。設計したのはアメリカの設計士ダグラス・バーカー。エントランスから繋がる広々としたロビー、正面右手には、ラウンジやレストラン、コンペルームなどが配されたソシアルウイング、正面左手には30の客室を用意するホテル「ザ・ロッジ」のゲストルームウイング、クラブハウスのシンボルとも言える高さ26ｍの塔には、イタリア・ローマで千年以上の歴史があるベルメーカーが鋳造した重さ2トンのブロンズベルが備えられており、その音色はここ〈ハッピーバレーゴルフクラブ札幌〉を象徴するもの。

　自然美と静寂の中で、木々が美しい額縁を織りなす27のホールはそれぞれに個性を持ち、時に優しく時に挑戦的にプレーヤーを刺激する。変化に富んだコースに、一度プレーをするとリピーターになる方も多い。そんな記憶に残るラウンドを〈ハッピーバレーゴルフクラブ札幌〉で。

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