きものブティックあおき

創業は明治17年。きものを着る楽しさを伝え
お客様との出会いと絆を大切にする老舗の呉服店
富山駅から南へ車でおよそ25分。幹線道路から少し離れた田畑と住宅地が点在する富山市月岡町の一角で、異彩を放つ天文台ドームのある建物が〈きものブティックあおき〉である。
店の創業は古く、明治17年(1884年)。初代青木万吉氏が四国で反物業を始め、二代目が大阪に店を移転し3店舗を展開していたが、戦争で富山へと疎開することになり、それ以来ここ富山で暖簾を守り続けてきた老舗の呉服店である。現在は五代目となる女将が店を率いている。
きものや帯はもちろん、扱っている商品はどれも厳選した逸品ばかり。特に女将の母である大女将は紬愛好家で、これまでにも全国各地の産地を巡り、職人と直接話をし、反物の制作依頼もする。きものを着る機会の少なくなった現代において、日本の伝統的な衣装であるきものの良さや、一枚の反物が紡がれる作り手の想いを一人でも多くの方にお届けすることも使命であると店を守り続けてきた。
そんな大女将の姿を見て育った女将はその想いを引き継ぎながらも、染の技法が秀逸な友禅や織りの美しさ、オリジナリティある商品を取り揃え、オンリーワンとなるきものや帯を提案している。タンスにしまったままになっているきものを活用するイベントや自分らしく人生を楽しむためのトークイベント、ワークショップなども日常的に開催している。
店にはフォトスタジオを併設しており、購入したきものを着ての撮影、七五三や成人式など節目となるお祝いごとの記念撮影も行っている。また、着付けは24時間365日受け付けており、他店で購入されたきものでも快く対応してくれる。着付け教室の開催や、きもののお手入れ、リフォーム、きものの出張整理も引き受けている。
〈きものブティックあおき〉は、この地で長く呉服店を営んでいることから母娘三代で訪れるお客様も多く、サロンのようにふらりと立ち寄れる心地良さと楽しい雰囲気が魅力。お客様との“出会い”と“絆”を大切に、お越しいただいたお客様一人ひとりの心が軽くなる店づくりを心掛けているので、初めて来店する際でもお気軽にどうぞ。







店舗情報
きものブティックあおき
住所 | 富山県富山市月岡町6-1339-2 |
電話番号 | 076-429-5588 |
営業時間 | 9:30~18:30 |
定休日 | 水曜日、第1・3火曜日 |
ホームページ | https://www.aoki-kimono.jp |