TARO azabujuban

銀座キャンドルの伝統を受け継ぎながらも
“記憶の中の洋食”を優しく裏切るレベチな洋食店
〈TARO azabujuban〉。ここは言わずと知れた老舗の洋食店「銀座キャンドル」の三代目となる岩本忠氏が、その伝統を受け継ぎながらも現代に再構築する令和の洋食店である。
半地下仕様の店内には、カウンターと個室1室が設けられ、洋食店というよりも上品さが漂うバーのような空間。メニューは2つのコースとアラカルトが用意され、奥様と2人で店を切り盛りしている。
シンガポールやラスベガス、カリフォルニアでの飲食経験を持つ岩本氏は、洋食の他にもラーメンや天ぷら、寿司などにも造詣が深く、かつて「麻布 昊(あざぶおおぞら)」で提供していたラーメンも、ここ〈TARO azabujuban〉で味わうことができ、国内外からの常連客に変わらず愛されている。
ジャンルに捉われない自由な発想と技術で、多くの方の記憶の中にある洋食の概念やイメージを優しく裏切る料理の数々は、お客様から“まさにレベルが違う(レベチ)”と評され、「洋食界の新たな巨匠」と称されることもあり、その存在感は年々高まっている。
店では長年付き合いのある「吉澤畜産」から黒毛和牛を、鳥取県の銘柄鶏「大山鶏(だいせんどり)」は、特定の飼育方法を採用している11の指定農場からのみ仕入れ、豚肉はナッツで育てられた赤豚を、そして日本各地の農家から届く旬の野菜、熊本県で醸造される赤酒やフランス・エシレ社の発酵バターなど国内外の信頼できる食材に、自家発酵させた調味料や食材を使い、旨みと香りに重層感を持たせた“記憶に残る美味しさ”を料理に組み込んでゆく。
洋食は和の感性と共に育まれてきた食文化という考えから、美濃や九谷、有田といった伝統的な和食器に、銅製のグラスや古代ガラスの器なども取り入れ、視覚的にも記憶に残る盛り付けとプレゼンテーションを大切にしている。イタリアやフランスのワイン、日本酒やウィスキーなどを揃え、ペアリングも提案してくれるので、ぜひ一緒にお愉しみを。
調度品、照明、アートと細部にまでこだわり、多くの人が愉しんだ老舗の味と新しいスタイルの洋食を味わえるここは岩本氏の“文化表現の場”。
〈TARO azabujuban〉は、新たに洋食界を牽引する令和の銘店である。









店舗情報
TARO azabujuban
住所 | 東京都港区元麻布3-10-6 ラウレア元麻布1F |
電話番号 | 03-6447-0298 |
営業時間 | 18:00〜22:00(L.O.21:00 |
平均予算 | 15,000円 ※平均予算は税込み金額の目安です |
定休日 | 日曜日、月曜日、祝日 |
https://www.instagram.com/taro_azabujuban/ |