maison MOU

やわらかでやさしく愛らしい
塩尻の自然の恵みを宿すフランス菓子
塩尻の〈maison MOU(メゾン ムゥ)〉といえば、信州エリアでも人気を集めるパティスリー。屋号の「MOU」はやわらかいを意味するフランス語。建物を彩るミントグリーンは、日本の伝統色「白緑(びゃくろく)」から。縁取りには、フランスの伝統色「ローズプードル」を。やさしさと静けさが満ちる店内はやわらかな色合いでまとめられ、大きくアーチを描く窓からは自然光が降り注ぎ、季節や天気も、空間を彩るインテリアだ。
2015年のオープンから10周年。2020年に創業地と同じ塩尻市内の現在地へと移転を遂げた際、空間も商品も一新し、洗練されたブティックスタイルの店舗に。2023年にはG7軽井沢外相会合にて、信州ならではのフレーバーを楽しめるマカロンを同店が提供したことも記憶に新しい。
オーナーパティシエは、東京の名店で研鑽を積んだ、地元出身の島田将和氏。製菓の際には地元塩尻の豊かな自然を大切に。スペシャリテであるマカロンをはじめ、季節ごとに登場するプティガトー、そしてキュートなネーミングの焼き菓子「Cui‐Cuit(キュイ・キュイ)」は、贈り物にもおすすめで、マカロンとショコラを組み合わせたその一品は、味わいはもちろん、愛らしい佇まいにも心がときめく。この他にも、クロワッサンやカヌレ、タルト、スコーン、ブラウニーなど、朝食やティータイムに寄り添うパンや焼き菓子を目当てに遠方から訪れるファンも数多い。
また、“美味しい”は、五感すべてで感じるもの、という想いから、ご来店のお客様には、お菓子だけでなく、空間・サービス・香り、そして余韻までも含めた静かで豊かなひとときをお届けすることにも心を配る。シェフが菓子に込めた季節の情景や背景を、言葉でそっと添えるようにお伝えするスタッフの物腰もおだやかで心地良い。現在、カフェスペースの併設プランが進行中というのも耳よりな話だ。
素材の個性と季節の気配を繊細にすくいとり、ぬくもりのある味わいで、日常にやさしいリズムを添える〈MOU〉のお菓子をどうぞあなたのお手元に。







店舗情報
maison MOU
住所 | 長野県塩尻市広丘吉田3163-1 |
電話番号 | 0263-88-5131 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 日曜日、月曜日(他、臨時休業あり) |
ホームページ | https://patisseriemou.jimdofree.com |
https://www.instagram.com/mou.patisserie/ |