寿司冨
益子で堪能する極上の鮨
器と土壁が紡ぐ大人の隠れ家
〈寿司 冨(すしとみ)〉がお客様をお迎えするのは焼き物の里、益子町。本格的な握りを食べさせる店として、地元や観光客から愛されてきた同店が、代替わりしたのは2015年の春。板場に立つのは、46年という長きにわたり鮨を握った父親から、暖簾を受け継いだ2代目・冨田航一氏。冨田氏は、銀座の名店「鮨処 銀座松庄」で約10年にわたり修業を積み、都内の一流店で磨いた確かな技を故郷へと持ち帰った。
2024年春、旧店舗の真向かいに新店舗を開店。空間も提供する鮨のスタイルも一新し、盛り込みから一貫ずつ提供するおまかせコースのスタイルに。
ネタケースは置かず、鮮魚の水分を保ちながら絶妙な温度で冷やす木製冷蔵庫を採用。益子の土を内外装に用いた味わいのある空間に、端正な白木のカウンター。都内の名店を思わせるこの店は、大人のための隠れ家だ。
お品書きは、「つまみと握りのコース」「おまかせ握り」の2本で勝負。旬を感じる魚介はもちろん、米に対するこだわりも相当なもので、 隣町 茂木の農家と契約し、その年に使用する米を毎年確保する。この米は白酢との相性がすごぶる良く、魚の味を引き立てるシャリに惚れ込むファンもいる。初代から評判だった鮪の美味さはピカ一で、赤身の漬けは虜になること請け合いだ。車海老の味噌をペースト状に練ったものを塗った車海老の握りや店内で焼き上げる自家製のカステラ玉子等、さあ、次はどんな握りが出てくるのだろう…と期待に胸を膨らませるその時間も良いものだ。
店内はカウンターが8席のみ。心からリラックスして美味しい鮨を愉しんでいただきたいとの想いから、細やかな目配り気配りをさり気なく。地元の方も遠くからの方も、初代からの常連さんも初めてご来店になる方も、心地良くお過ごしいただけること請け合いだ。
焼き物の里で味わう極上の鮨を、あなたも一度。益子への旅を計画するなら、お食事には是非ここ〈寿司 冨〉を!
店舗情報
寿司冨
| 電話番号 | 0285-72-2673 |
| 住所 | 栃木県芳賀郡益子町大字益子1014-6 |
| 営業時間 | 昼:12:00~14:00 夜:17:30~22:00 |
| 平均予算 | 10,000円〜 |
| 定休日 | 月曜日、火曜日 ※祝日営業となる場合あり不定休あり |
| https://www.instagram.com/sushitomi_mashiko/ |
※平均予算は税込み金額の目安です
※2026年より、昼のみ完全予約制(春・秋の陶器市期間除く)