鮨 須藤
「〆る・煮る・漬ける」を丁寧に施したネタに
こだわりの赤シャリで握る本格江戸前鮨を堪能できる店
東武佐野線佐野市駅の東側、住宅街を通る幹線道路から1本入った道沿いに建つマンションの1階、全面ガラス張りのモダンな外観にカジュアルな雰囲気を感じられる〈鮨 須藤〉は、その構えからは想像できない本格的な江戸前鮨を堪能できる鮨屋。白を基調とした落ち着きある店内には、カウンターに8席と2つの個室が設えられ、ガラスドアを開けて店に入れば、店主の須藤氏と奥様が温かな笑顔で迎えてくれる。
店主の須藤氏は、東京や神奈川の店で修業をした後にアメリカへと渡り、ラスベガスにある江戸前鮨店ではヘッドシェフとして店を任された腕前。帰国後、地元佐野の皆様にも気軽に本格江戸前鮨を食べていただきたいと、2022年に同店を開業した。
鮨の美味しさの土台となる米には2019年の大嘗祭で献上米として選ばれた「とちぎの星」を使い、すし酢は三種の赤酢を独自にブレンド。佐野市内では珍しい赤シャリで仕上げられている。鮪は鮪専門の卸から仕入れ、他の魚介類は豊洲市場をはじめ、小山市にある市場で店主が直接目利きをして選んでいる。そうして仕入れた魚の数々は、江戸前鮨の基本である「〆る・煮る・漬ける」といった丁寧な仕事を施し、旨みを最大限に引き出したネタへと仕上げてゆく。
店では、昼・夜共に鮪など定番のネタを使った握りと季節ごとに全国で旬を迎える魚介ネタを取り入れた10貫ほどのおまかせ握りを味わえる。どの握りも非常に美しい姿をしており、特に写真で紹介している「唐子付け」は、店主が初めて食べた時に感動し、鮨職人の道へと進むきっかけとなった思い入れのある逸品で、おまかせ握りの中にも組み込まれている。器や酒器も、料理や飲み物の種類、そして季節に合わせたものを使っているので、ぜひ一緒にお愉しみいただきたい。
電話で予約をいただいた際には、ご利用の目的やお連れ様のことなどを伺いながら、お話しの雰囲気から他のお客様を考慮しながら席の配置をしてくれる。またアレルギーにも可能な限り対応してくれるので、お気軽にお問い合わせを。
ここ〈鮨 須藤〉は、佐野市外や栃木県外からでも足を運ぶ価値のある、こだわりの鮨を堪能できる店である。
店舗情報
鮨 須藤
| 住所 | 栃木県佐野市植野町1873-1 泉マンション北C |
| 電話番号 | 070-8466-6449 |
| 営業時間 | 夜 18:00〜22:00(L.O.19:30) 昼 11:30〜14:00(L.O.13:00) ※昼は、火曜日・金曜日・日曜日のみ営業 |
| 平均予算 | 昼 4,000円 夜 15,000円 ※平均予算は税込み金額の目安です |
| 定休日 | 月曜日・木曜日 |
| https://www.instagram.com/sushi_suto/ |
昼:おまかせ握り10貫 ¥3,000(お椀付き)
夜:柏コース ¥10,500(前菜3品・刺身・握り8貫・手巻き・お椀)
藤コース ¥14,500(前菜5品・刺身・握り10貫・手巻き・お椀)
※料金は税込み金額です。