「甲殻類の旨みを閉じ込めたイカスミのリゾット 〜サフラン香るお米のクレーマ〜」。パスタ料理と共に得意とするリゾットは色合いなどにも配慮され、見た目にも非常に美しく仕上げられている。※料理は一例です。季節や仕入れで内容は異なります
「タヤリン アル ポモドーロ」。手打ちパスタには、エミリア・ロマーニャ州ピアチェンツァ産「モリーノ ダッラ ジョバンナ」の中力粉を使い、野菜は長野県内の農家より無農薬又は有機野菜を直送してもらう。岩手県久慈市の日本短角牛を牛舎より直納、北海道占冠村の猟師・高橋氏の蝦夷鹿、山形県平田牧場の豚肉、他に、鳥取県の大山鶏（だいせんどり）、フランス産の鴨、ニュージーランド産の羊、イタリア産の兎とリードヴォーなどを使う。自家製パンには北海道産又は長野県産の小麦を臼引きして使用する
「大山鶏で包んだ仔羊のイン ロザート 〜ミント香るズッキーニのプレアを添えて」。
「赤海老とリコッタチーズのトルテッリ サルサビスクとレモングラスの泡で」
「牛・兎・豚3種のお肉のアッローストを詰めたアニョロッティ・ダル・プリン」
「アルテのメリンガータ」
「Il Gatti Massobrio 2017」（イタリアレストラン手帳）とイタリア版ミシュランガイド
イタリア版ミシュランガイドで「Il Piatto MICHELIN（ミシュランの皿）」の評価を獲得したレストラン「Locanda del Falco」の紹介。ここは中山氏がシェフとして9年間厨房を率いたレストランで、シェフ就任4年目から退任するまでMICHELINに連続掲載された
中山氏のレシピが掲載された本。中山氏の手掛ける料理は様々なメディアでも紹介された
都営三田線板橋区役所前駅から約500m。板橋子ども動物園のある東板橋公園のすぐ隣に佇むテーブル数3席だけの小さな店であるが、ここはイタリアの老舗レストランをミシュラン店へと導いた中山氏の料理を堪能できる隠れた名店である
シェフの中山友秀氏と奥様の中山理香子氏 中山氏は服部栄養専門学校卒業後、都内にある複数の名店で研鑽を積み、2006年に渡伊。2013年からエミリアロマーニャ州にある老舗のレストラン「Locanda del Falco」のシェフとして入店し、4年目にミシュラン店へと導いた。2021年に帰国。理香子氏は、フードコーディネーター、テーブルコーディネーターなどを経て、株式会社グレープストーンの食器事業部にて仕入れや店舗運営・管理など15年間責任者を務めた。現在はマダム兼店長として、サービス全般、器の選定、企画の立案、広報活動に携わる