築50年のマンションをリノベーションした同社モデルルーム。写真のリビングは、味わいのある塗り壁、造作キッチン、造作家具に加えて、間接照明で照らす天井はデザイン性と、配線空間を無くして高い天井を確保する工夫でもある。設計＆施工の同社ならではの空間づくりの一例である
「好きに囲まれて暮らす」「飾る」をデザインの起点とする同社ならではの空間は、見所が満載。インテリアや植物は設計段階からデザインの要素として検討。屏風から着想を得た間仕切り壁は、家具や照明器具との調和を考慮し、代表が自らデザインしたオリジナルプリント。鳥が観葉植物やペンダントライトをつついていたり、家具の脇からレモンの木が生えてきているのは偶然ではない。
玄関からリビング。あえてドアは作らず、玄関空間が、趣味場所であり、本を読んだり、コーヒーを飲んだり、植物を植え替えたりする場所に。壁そのものがアートな存在感を放つ
アンティーク家具を思いきった色に再塗装し、アートや照明、オブジェと合わせて空間そのものをアート作品に
築60年ほどのマンション改装。一つの部屋だけで、8枚の壁紙、6色の塗装、5種類のタイルを使用。一般的、常識、定番、などは関係なく、お客様の“好き”を正解に。
世界中の壁紙を常にチェック。こちらはGucciの壁紙。そこにアンティーク照明と、壁紙のデザインに合わせて探し当てたオブジェを飾りひとひねり。
壁に何を飾るのか。そこにも焦点を当てて空間を構成していく
木造戸建てのリノベーション。家具のテイストに合わせて空間をリノベーション。
造作した洗面台でホテルライクな水回り空間を実現。右手の柱は構造柱。隠す努力よりも魅せる工夫が光る。
眺めの良い景色に合わせて空間を再構築。風呂場も移動させている。常に景色や季節の移ろいを暮らしに取り入れる工夫の可能性を模索する
築50年ほどの戸建ての増改築。ミッドセンチュリーとカリフォルニアスタイルが好きなご夫婦と空間のイメージをたくさん話し合った。ギターと調和する棚板の赤茶。ご夫婦が過ごしたカリフォルニアの記憶に残る薄い水色。お客様と一緒に行う調色作業は我が家に愛着を感じていただく大切なステップ
季節を感じるガーデンの奥には、イギリスアンティークと和の心をちりばめた「仕事場」がある。
照明器具はインテリアの中でもこだわりポイントの一つ。飾りたい照明器具から空間デザインを始めることも珍しくない。
洗面所のデザインも、オリジナリティのある空間を提案する同社ならでは
〈IDA DESIGN〉創業の地でもあるカフェ＆ギャラリー。永い間放置されていた金物屋の倉庫をリノベーション。店名はSowelu（ソエル）、暮らしに彩りを“添える”から。現在は代表の友人が運営。
店名はResort Kitchen Lanai、街を“照らす”テラスのような場所にという想いを込めて、ハワイ語でテラスという意味のLanaiから。現在は新ブランドantigoのショールームに改装中。
〈IDA DESIGN〉の独特な配色は、浮世絵から着想を得ているとのこと。オフィスには、浮世絵やジャポニズムの画集が並んでいる