MUNI CARPETS

中国の宮廷絨毯を忠実かつモダンにリデザイン
シルクロードの工房で紡がれる希少性の高い高級ラグ
倉敷美観地区の東に位置する奥倉敷は、古くからの情緒を残す瀟洒なエリア。この一角にある築150年の蔵でお客様を迎える〈MUNI CARPETS〉をご紹介しよう。
同店が織り上げる絨毯は、世界で最も美しい絨毯の一つと評される、16世紀から18世紀の中国で制作された宮廷絨毯=クラシカル・チャイニーズ・ラグがその根源にある。クラシカル・チャイニーズ・ラグは20世紀初頭、欧米で紹介されるや否や、上流階級の人々の垂涎の的となりステイタスシンボルに。そのオーナーにはデザイナーのココ・シャネル、建築家フランク・ロイドライト、芸術家ルイス・カムフォート・ティファニー等が名を連ねる。そして、その美術的価値によりペルシャ絨毯同様に、メトロポリタン美術館等の欧米の著名な美術館に収蔵されている文化的にも価値の高いものだ。MUNIが制作する工房「漢氈居(かんせんきょ)」は、かつての宮廷絨毯の産地である中国シルクロードの蘭州にあり、素材に用いる羊毛は宮廷絨毯に用いられたカシミヤグレードの最高品質のもの。天然藍・蘇芳・槐といった植物染料のみで染めあげて、卓越した職人の技術で一枚一枚丁寧に織り上げていく逸品だ。
工房は1989年にスタートし、その歴史は30余年。特筆すべき点は、クラシカル・チャイニーズ・ラグの伝統製法と文様を徹底的に研究し、日本人の感性でリデザインしブラッシュアップしていることにある。そのデザインの美しさはペルシャ絨毯の価値は理解できるけれど、色や柄が自邸の空間に似合わない…という方にもおすすめだ。
MUNIが手掛けるクラシカル・チャイニーズ・ラグの大変貴重な伝統文化を継承した現代における世界最高品質の手織り絨毯〈MUNI CARPETS〉。そんな唯一無二のラグのオーナーに、今度はあなたご自身がなってみてはいかがだろう。お気に入りの空間をより美しく心地良く、そして格調高く彩ってくれるに違いない。





店舗情報
MUNI CARPETS
住所 | 岡山県倉敷市東町2-4 |
電話番号 | 086-426-6226 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 火曜日、水曜日 |
ホームページ | https://muni.co.jp/ |