日本の伝統的素材と伝承技術、トラディショナルなシェイプが温和で上品な表情を作り出す「obj vintage Ⅲ」。お客様の古い眼鏡を修復させたいという強い想いから始まったヴィンテージシリーズ3作目。材質の吟味、構造、メッキ加工、磨き、人間工学に基づいた動きと装着感などを徹底的に研究し、素材や加工技術にもこだわり抜いている。写真はオーバルシェイプの「obj vintage Ⅲ 鼈甲18K ver」モデル。18金イエローゴールド・18金ホワイトゴールドといった上質素材を随所に使い、貴金属の眼鏡のエキスパートである水島眼鏡が18金部分の製作を担当。紋様が美しい茨甲の鼈甲部分は大澤鼈甲が手掛けた。〈OBJ〉が表現するラグジュアリーピース。虹色に輝く螺鈿が美しいウッドケースの中には最高級のセーム革がひかれている
ノーズパッドに蝶貝、テンプルエンドに本鼈甲を採用した「obj vintage Ⅱ」は、Pure Titaniumとβ-Titaniumで弾力のある軽やかな掛け心地を実現。木製ケースは越前の漆職人、ロゴマークは越前の蒔絵職人、内張は京都・祇園の古代ぎれ専門店のもの。蝶番もオリジナルで型をおこした逸品だ
「Rokkaku eyewear design」は、京都発のアパレルブランド「RAINMAKER」とのコラボレーションモデル。「本当に良いものを真摯に考え、使っていただく方とモノが長く良い関係を築いていけること」をコンセプトに、フレームデザインの歴史から学び、長く愛され使っていただけるフレームとして誕生。1940年～50年代にフランスで人気だったクラウンパントを現代の技術と素材で再構築。無垢のチタンを配したテンプルの芯材からのぞく唐草模様、桂離宮の襖の引手をモチーフにした蝶番など、粋な表現を愉しめる大人の方におすすめしたい逸品だ
vintageシリーズの4作目として登場したラウンドシェイプが特徴の「obj vintage Ⅲ ROUND」。耐久性と軽量を兼ね備えたPure Titaniumとβ-Titaniumのしなやかな弾力性が、そのレトロな雰囲気とは裏腹に心地良い掛け心地とホールド感を生み出してくれる。テンプルのモダン部分には柔らかな艶感が魅力的なセルロイドを。一山のブリッジ背面には24Kのプレーティングを施し、徹底的に実用性にもこだわった一本に仕上げている
北白川通り沿いの閑静な住宅街にある同店の外観は、京都市優良屋外広告物優秀賞を受賞しており、イタリアのクラシックボート「RIVA」をモチーフにした店内でゆっくりと快適に眼鏡を選んでいただける。分からないことはスタッフがとても丁寧に説明してくれるので、お気軽にお声掛けいただきたい
