Pâtisserie Les Moineaux

Pâtisserie Les Moineaux

多くの著名人からも愛される
伝統の技と厳選素材で作る至高のスイーツ

　JR京都駅から地下鉄烏丸線で3駅の烏丸御池駅から徒歩5分、押小路通に面した閑静な住宅街。近くには二条城や御金神社があるこの場所に店舗を構えるのが〈パティスリー・レ・モワノー〉。約170年前に建てられた日本初の2階建て京町屋を改装し、その良さを生かしながら、ヨーロッパのアンティーク家具を配した魅力的な空間が広がる。外観は白い暖簾と黒い金属製アングルが、隠れ家的な雰囲気を醸し出す、知る人ぞ知る名店だ。

　オーナーパティシエールの勝本真理氏が師と仰ぐのは、フランスの三ツ星レストラン「アラン・シャペル」で製菓長を務めたこともある西原金蔵シェフ。西原氏の下で10年間の修業を積んだ後、西原氏の店舗の閉店を機に、自身の夢であった〈パティスリー・レ・モワノー〉を2019年にオープン。師の元で培ってきた技術と伝統を守りながら、一つひとつの洋菓子に愛情を込めてお客様に幸せを運んでいる。

　さらに、同店の洋菓子は勝本氏が敬意を払う生産者から取り寄せた最高品質かつ拘りの素材を厳選して使用している。フルーツは産地直送の信頼ある農家から、ナッツやドライフルーツ、チョコレートはフランスやイタリアから取り寄せている。特に、チョコレートはフランス産のヴァローナ社製を使用。そして、和栗のモンブランは、毎年秋の新物の熊本産の栗のみを使用し、隠し味に白味噌を使った逸品。コーヒーのエクレア「エクレール・オ・カフェ」と共に、多くのファンに愛されている看板商品である。

　お客様に対するホスピタリティも重視しており、待ち時間を快適に過ごせるようソファを設置し、接客には細心の心配りを払っている。かつて西原氏から学んだおもてなしの精神を、今度は勝本氏自身がスタッフへ教え、一丸となって徹底している賜物である。

　フランスの伝統を守りつつ、最高の素材と技術で洋菓子を提供し、お客様に特別な時間をお届けする〈パティスリー・レ・モワノー〉。多くの人々から愛される最高の洋菓子と温かいおもてなしを、ぜひあなたも味わっていただきたい。

店舗情報