Regent Garden Design

Regent Garden Designリージェント ガーデン デザイン

欧米に学ぶ―植物の癒しのちから
〜Therapeutic Horticultureの庭〜

　岡山を拠点に25年以上、邸宅や施設、庭園の設計・施工を手がけてきた〈リージェント ガーデン デザイン〉。英国式・地中海式をベースにしたオリジナルのヨーロピアンガーデンを得意とし、実用性を大切にしながら、建造物と植栽の調和がとれた美しい空間づくりを行っている。欧米の伝統的な造園技法を用いた庭は、四季の移ろいを感じ、心に安らぎをもたらしてくれる。同社では「療法的園芸（Therapeutic Horticulture）」の考え方を取り入れた、“癒しの庭”の創造にも力を入れている。現在は、ノースカロライナ大学チャペルヒル校附属ボタニカルガーデンで学び、認定を受けた専門家と共に活動中だ。

　植物と向き合い、土に触れる時間は、人の心身のバランスを整え、感情をやさしく包み込む力を持つ。欧米などでは、自然や緑が人に与える効果が科学的に研究されており、認知機能の改善やストレスの軽減、血圧や心拍数の安定、さらには薬の量や入院期間の減少など、多くの事例が報告されている。

　人が本能的に求める“自然とのつながり”というバイオフィリアの理念を、造園的な視点から発展させ、感覚を刺激するセンサリーガーデンなど、年齢を問わず、様々な身体的・心理的状態にある方々が能動的にも受動的にも恩恵を受けられるようにする心地よい庭。このような癒しは、現代のストレスフルな社会にとって今後さらに必要となってくるに違いない。

　ただし、癒しの庭とは、ただ緑があるだけの空間ではない。植物の健康を守り、長く心地よい空間を保つためには、人の手によって整えられた秩序ある美が欠かせない。自然の生命力を最大限に活かしながらも、コントロールしすぎない絶妙なバランス—。その“整えられた自然”こそが、見る人に安心感を与え、さらなる癒しが生まれる。

　そのためには、環境に適した植物をできる限り見極め、維持管理の負担を抑え、長く美しく保てるようデザインする専門知識と経験が必要だ。〈リージェント ガーデン デザイン〉は、庭が人を癒し、自然と外に出てみたくなるような、そんな庭を増やしていく存在だ。お庭に関するご質問があれば、なんでもお気軽にお声がけいただきたい。

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