SAKUZAN

SAKUZAN

美味しさを、美しさから。料理の美味しさを引き立てる
佇まいの美しさと使い心地の良いうつわ

　岐阜県土岐市の山あいにある駄知町は、美濃焼の窯元が数多く点在する焼物の町。

　ご紹介する〈SAKUZAN〉もこの町で工房を構える窯元。現代表の髙井宣泰氏は三代目。もともと家業が絵付けなどを行なっていたが、現代表が窯元として1987年に「有限会社 作山窯」を創立。歴史ある陶芸の伝統的な土と釉薬、技法を活かしながら、現代的な感覚を取り入れた“うつわ”づくりを目指している。

　「美味しさを、美しさから。」をコンセプトに、うつわの色合いや形、模様はもちろん、口にあたるフチの角度や手になじむ表面の仕上げなど、細部にまで使い心地の良さにこだわっている。そうして出来るうつわは、ひと目見て感じる佇まいの美しさと、使って初めて気付く機能の美しさが調和し、料理の美味しさを際立たせてくれる。和食でも洋食でも盛られる料理のシーンを想像しながら、14種類の土と、100を超える釉薬、3通りの焼き方を組み合わせ、唯一無二となるうつわ、日々の生活の中に自然と溶け込むようなうつわを創作する。

　主な商品は、日々の食事やティータイムをカラフルに彩る「DAYS」、料理の盛付けを上品でスタイリッシュに演出する「URBAN」、優しい手触りとデザインが素材の良さを引き立てる「FLOW」、個性的で感性を刺激する「SENSE」の4種類を、それぞれプレートやカップ、ボウルなどのシリーズで展開している。また、ホテルやレストラン、インテリアショップ、アパレルショップなどに向けて、うつわの企画・提案も行なっている。

　商品は、同社のオンラインショップから購入できる他に、工房近くにある直営店の「SAKUZAN VILLAGE」にて販売している。古民家を改装したモダンな店内には、ここでしか手に入らない商品も並び、うつわを直接手に取り、質感などを確かめながらゆっくりとお求めいただける。

　〈SAKUZAN〉のうつわは、使うほどに味わいと愛着が増し、食事のひと時や暮らしの中に楽しみを広げてくれる。プレゼントとしても喜ばれるので、どうぞご利用いただきたい。

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