WANO Winery

WANO Wineryワノワイナリー

スチューベンの一大産地で
とっておきの１本と出逢う

　スチューベンの生産量、作付面積ともに全国一を誇る青森県・鶴田町。この地で2017年に産声をあげたのが〈WANO Winery〉だ。

　秀峰・岩木山の麓、国道339号線そばに、えんじ色の壁が目を引く三角屋根の佇まい。水色の木枠が可愛らしい扉を開け店内に足を踏み入れると、ハイセンスなカフェのような居心地の良い空間が広がる。椅子一脚からこだわりぬかれたインテリアは、訪れるお客様全員を温かく迎え入れてくれる。

　店内で木箱に美しく整列されたワインは、自社畑のほか鶴田町内を中心とした津軽地方の良質なぶどうを原料に丁寧に醸造された渾身の品々ばかり。ぶどう本来の風味を閉じ込めたワインは、スチューベンならではの甘みや香りが活きた実直で素朴な味わいで、オープン当初より予想を上回る人気を博してきた。国内の女性による国際ワインコンペティション「SAKURA AWARD」では2年連続でゴールドを受賞するなど「女性が選ぶとっておきのワイン」としても高い関心を集めている。さらに、青森市の三内丸山遺跡の地層から発見された酵母を使用したワインの醸造・販売を行うなど、県内の魅力をワインを通じてユニークな形で発信。2022年にはぶどう栽培とワイン醸造ともに経験豊かな醸造家を新たに迎え、さらなる至極の1本に挑み続けている。その姿は、まさに今注目の新進気鋭のワイナリーと言えよう。

　個性豊かなワインは、購入前にこだわりのカフェスペースでテイスティングが可能。さまざまな味わいを試しながら、どっしり構える岩木山の姿や緑豊かな街並みを大きな窓から眺めれば、大人ならではの愉しいひとときを満喫できるはずだ。季節や天候により様々な表情を見せるこの地の自然に抱かれながら育まれたワインの上質さを、五感で確信いただきたい。

　貴方もぜひ、津軽の雄大な自然に身を委ねながら、お気に入りの1本に出会ってみてはいかがだろうか。

店舗情報

WANO Winery