yu-soku gallery 桂ひな

時代を超えて受け継がれる
日本ならではの稀有なアート
単なる縁起もの、飾りものを超えて、雛人形は子供の瞳に映る一番最初のアート—。と、桂雛三代目「喜凰」を襲名する人形師・小佐畑孝雄氏。氏が雛人形制作の道に入った大きなきっかけは、日本の色と文様に魅了されたことにある。日本人にとって色や文様は、ただのデザインだけでなく、想いや願いを託したり、心緒を表現するもの。そしてそれらを如実に表現できるのが雛人形だった。
氏は、創業当時と変わることのない理にかなった製造工程、そして土に還る素材を念頭に置き、人形の製作をほぼ一人で手掛けているが、工房を備えた〈yu-soku gallery 桂ひな〉は、のどかな里山が広がる旧桂村地区にある。創業は昭和5年。明治、大正にかけて栄えた水戸・水府雛作りを修行した初代・小佐畑喜士氏が、旧桂村にて雛人形工房を構えたことに幕を開け、雛人形の制作販売、五月人形、羽子板飾り、破魔弓飾りといった縁起物を扱う工房として、広く親しまれてきたまさに老舗だ。
同工房の作品は、茨城県伝統工芸品、城里町無形文化財にも指定されており、海外からの使節の方への進呈をはじめ、皇族の方々が茨城に行幸啓の際には幾度も宿泊先に飾られる等、茨城を代表する伝統工芸品として、重要な役割を担っている。
写真でもご紹介の最高峰雛人形ブランド「TAKAO KOSAHATA」は、初節句だけではなく普段の暮らしと共に楽しめる調度品やインテリアアートとして様々な用途にご利用いただける逸品で、雛人形の他にもColor・Culture・Craft・Collaborationの4Cをコンセプトに、節句品の枠を超えアートへと昇華させたウォールアート等、現代人の暮らしに溶け込むインテリアアートは常に国内外の注目を集めている。
お子様やお孫さんへの初節句のお祝い用はもちろんのこと、ご自身のための心華やぐアートとして、ひな人形のある暮らしを是非お愉しみいただきたい。





店舗情報
yu-soku gallery 桂ひな
住所 | 茨城県東茨城郡城里町阿波山1186 |
電話番号 | 029-289-3246 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | http://www.katsurabina.jp |