おおきに迎賓館 黒門中立賣邸

〈おおきに迎賓館 黒門中立賣邸〉は、明治32年に建てられた間口約七間(12ⅿ)という大型の町家をできる限り元の形を保ちながら匠の技術により改修し、昔の姿に戻すことで「真の京都らしさ」を表現した宿。自然素材の良さ・質感・空気感に、職人の技と想いが重なり、100年以上紡いできた歴史を今に伝えている
唯一無二の京都滞在を叶える
1日1組限定の贅沢な宿
京都の風情ある街並みに、古き良き建物が多く残る西陣。西は北野天満宮、東は京都御苑まで通じる中立売通に面した〈おおきに迎賓館 黒門中立賣邸〉は、「京都市景観重要建造物」および「歴史的風致形成建造物」に指定された100年以上の歴史ある伝統的な大型町家を一棟借りできる、実に贅沢な宿である。
コンセプトは、「心の働きと身体の働きが一体になった“心身一如”の境地を理想としながら、人と人をつなぎ大切な方をもてなす場所」。一歩足を踏み入れれば、草木から出る色で仕上げた暖簾、桐の温もりを感じる箪笥や化粧台、木の曲線と漆の光沢が美しい椅子など、京都を舞台に活躍する職人や美術工芸作家たちが手掛ける作品の数々が出迎えてくれる。端午の節句、七夕、重陽の節句など、月ごとに変化する京都ならではの室礼の美しさは、筆舌に尽くしがたいほどだ。
宿泊は、1日1組様限定。「京都で生まれ、世代を超えて愛され続ける骨董小物に囲まれながら、大切な方との時間を過ごし、その時間を共にした人達の心に響く感動を与えたい」、そんな主のもてなしの心をそこかしこに感じながら、時間と空間を自由に使うことができる。
夕食は館内の食事処で、四季折々の素材を吟味し鮨を織り交ぜた多彩な料理の数々をご堪能あれ。なかでも、京都の地に合う鮨を追求した渾身の「握り」は絶品の一言。熟練の職人の見事な手さばきを眺めながら食事を愉しめるカウンター席の他、美しい庭園と季節ごとの室礼を愛でながら過ごせる座敷席も用意されている。
まさに“心身一如”——京都とつながり心が同化した時、新しい世界がそこに広がってゆく。ここでしか味わえない空間を感じ、忘れられない時間の流れを体感しに、大切な方と訪れてみては。

1階の客室は、四季折々の花が咲く奥庭に面した部屋。食事は「ふく吉」の大将が座敷を訪れ、宿泊客のためだけに鮨を握る

季節に合わせた軸や花が飾られ、訪れるたびに違った雰囲気を味わっていただける

ベッドとソファを備えた2階の洋室。窓からは“通り庭”と“おくどさん”を眺めることができ、館内を飾る室礼、京都に関わる書籍にも触れられる


町家には当たり前にあった“おくどさん”を復活させ、かまど炊きのごはんを味わえるのも同宿の醍醐味


館内にある食事処「ふく吉」には2人の料理人がおり、割烹と鮨を織り交ぜたコース料理を堪能できる。また、宿泊以外のお客様もランチやディナーで利用できるので、ぜひご予約を
店舗情報
おおきに迎賓館 黒門中立賣邸
住所 | 京都府京都市上京区中立賣通黒門東入役人町 |
電話番号 | 075-451-0092 (ご予約などは、直接お問い合わせください) |
宿泊料金 | 1泊1名様 398,200円(362,000円税別) 1名様追加毎に 71,500円(65,000円税別) ※連泊の場合:上記料金×宿泊日数 (1泊2食付、サービス料15%別途、宿泊税別途1,000円/1人1泊) |
ホームページ | https://geihinkan.ookini.jp |